この記事は、テレワークで暇になった際の罪悪感についての体験談を集めたものです。
様々な背景や状況でのテレワークで暇になった経験が紹介されていて、それぞれの体験者が
・どのように罪悪感を感じ
・どのようにその罪悪感を解消しようとしたのか
が詳しく語られています。
考えさせられるポイントとしては、3つあります。
ポイント
・テレワークで暇になった状況はどのようなものか?
・罪悪感を感じる人と感じない人の違いは何か?
・どうすればテレワークで暇になった罪悪感が解消されるか?
他人の経験談を読むことは罪悪感の解消に効果的です。
他の人の意見を取り入れることで、自分の状況を客観的に見ることができます。
あなたがもしテレワークで暇になったことに関して罪悪感を感じているのであれば、似たような経験を持っている人を見つけてヒントをもらってみてください。
テレワークで暇になったときに罪悪感があった人の体験談
テレワークは仕事のチェックが滞りがち
女性 会社員 テレワークで暇になった年齢:26歳
罪悪感あり
体験談
テレワーク中はどうしてもチャットやメールでのやり取りになってしまうため、やり取りや業務指示などが遅くなってしまっていました。そのため、持っていた仕事を終わらせて上司にチャットやメールで確認をお願いしたり、それ以外になにか仕事はあるか聞いてもなかなか返事が戻ってこず手元の仕事がなくなってしまったことがあります。上司の確認の時間もあるので、返事が返ってきても少し待っててという感じで返ってきたときもあります。その時はまだその仕事に就いたばかりで自分で勝手に何かするわけにもいかず、暇な状況になってしまいました。仕事がない状態が続けば続くほど、少し焦りや上司に対しての苛立ちなどを感じてしまい、暇だから嬉しいなどとは思えなかったです。
罪悪感を解消した方法
罪悪感があったため、仕事の見直しを意味もなくしたり、会社の資料を確認したりして時間をつぶしましたがあまり罪悪感はなくなりませんでした。しかし、上司が待ってって言ってるんだから待ってよう。私はちゃんと仕事をやったうえで暇になったのだから仕方がないと自分に言い聞かせることで多少の罪悪感を解消することができました。その後もこのような状況が続くことはありましたが、その度に仕方がない仕方がないと自分に言い聞かせることで、だんだん罪悪感がなくなり、じゃあ今暇だからこれでもやっておこうと気軽に考えられるようになりました。自己学習など、自分のためになることもやることで、だんだん自分に自信が付いてきたから不安もなくなった感じがあります。
【暇なテレワーク】将来の賃金、先受取
男性 会社員 テレワークで暇になった年齢:24歳
罪悪感あり
体験談
私の職業はシステムエンジニアで、主にお客様のネットワーク機器を管理する仕事をしています。例えば、通信速度を上げたり、万が一、通信機器がダウンしてもサブの機械で環境を保てるようにしたりしています。そしてそれらの作業はベンター企業と呼ばれる下請けの会社に依頼して行われるのです。そのため、ある時お客様の通信速度を上げるための作業計画書を作成することになりましたが、その計画書にはベンダー側の作業計画も含まれるため聞かないと進められない状況になりました。もちろんこちら側も計画書で作る部分はありますが、テレワークの1時間ほどで完成してしまい、後はベンダーの回答待ちになり、暇となったのです。会社からはそれで賃金を貰ってますが、私自身はやることをやったので、なんだか悪いような悪くないような不思議な気分になりました。
罪悪感を解消した方法
私は罪悪感を感じていました。なぜなら何もしていない時間で時給が発生するからです。そのため私は暇な時間で今後必要になるであろう、ネットワークの勉強を行うことにしました。業務で使う知識を業務時間に習得する、ということになれば自身でも納得がいったからです。実際ネットワークの勉強は範囲が広く、今行なっている案件と直接関係ない内容も多いと思います。しかし、今後今の会社の仕事をするにあたり、どこかで使う知識だと思うので、その時に成果を出せるよう、今は給料をもらいながら成長していいのだと思い込んで行いました。このようにすることで、暇なテレワーク時間も罪悪感なく過ごせることができました。業務は1日8時間かけなくても終わることはあるので、今後もこのマインドを大切にしていきたいです。
テレワークで暇になったときに罪悪感がなかった人の体験談
やらないでいいはずなのになぜ
女性 主婦 テレワークで暇になった年齢:26歳
罪悪感なし
体験談
現在は専業主婦をしていますが、コロナになる前は職場で働いていました。その際の事を書かせていただきます。
私の職場では通常業務として、書類をまとめて上司に提出しに行き 案があるとそれをレポートとしてまとめて同僚 上司の前でみんなの空いてる日付や時間を確認し部屋を借りて、更に書類コピーや飲み物などの用意でてんてこ舞いでした。テレワークになった事により案がある事に関してはこちらの都合がつきそうな日に日時指定とパソコン内での書類作成 という業務内容がとても減りました。飲み物は各自。書類もコピーなどなくパソコン内1つで完結。スクリーンに写す練習などもいらずに必要最低限の業務だけになり、職場での作業がどれだけ無駄な事が多かったのかと思っています。
罪悪感がない理由
罪悪感はありません。何故かというと通常業務+企画案など必要な作業は全てパソコンでやっています。私としては元々、上司の日時などを調べずにこの日時都合いかがですか?とやった方が効率がいいと考えていました。在宅になってからその思ってたいた方針でやってみて、みんな都合がつかなければ何日はどうですか?や自分抜きでも大丈夫そうならその日でやってください等。伝えてくれるので予定していた日付で出来ることが多いからです。また、1人1人に書類コピーしてまとめてた事やスクリーンの練習 角度調節などをしなくて良いため、自分の為に時間を使う事が出来るのはとても良い事だと思っています。また、飲み物も個人で用意出来るのでお茶っ葉などで嫌な顔をされずこちらとしては罪悪感どころかとても満足です。
テレワークがなぜ暇だと感じるのか?
男性 会社員 テレワークで暇になった年齢:42歳
罪悪感なし
体験談
コミュニケーションをとる時間が削がれたことで暇になったように感じました。
複数人でひとつの業務を進める場合、対面であれば資料やメールを互いに確認しながら直接口頭で指示を出すことができます。
また、指示を出された側も疑問点を都度確認できるので、細かなコミュニケーションをとりながら進めることができます。
一方でテレワークでは雑談はもちろんのこと必要最低限の会話やメール伝達に留まり、コミュニケーションをとる時間が大幅に削がれたことが『テレワークで暇になった』と感じる原因のひとつかと思います。
その他、共有スペース内において複数人で仕事をする場合、他社員が困っていたら声をかけたり、他社員の電話の声が気になったり、教育担当であれば下部社員に目が離せなったりしがちですが、テレワークでは自分の仕事だけに集中できるため、作業スピードも各段に上がっています。
普段の業務を早く終えることができる環境下にあることも、『テレワークで暇になった』と感じる原因とひとつでしょう。
罪悪感がない理由
良く言えば業務の効率化がはかられ、1つの業務の質を上げることができたため罪悪感はありません。
そもそも課せられた課題や責任を履行しているのであれば、時間が余っていることに対し罪悪感を感じる必要はないかと思います。
もしも時間が余ることに罪悪感を感じるのであれば、自分や組織の業務精査に目を向けてみると実はやるべきことはたくさんあります。
例えば、
ルーティンワークや使用頻度の高いソフトなどで時間がかかっている作業がないか確認したり、
作業工程の見直しや自動化できる作業はないかを思案したり、
ソフトツールの細かな仕様を確認し、業務効率化ができる部分がないかを探したり、
業務マニュアルを作成したり、、、
もしも罪悪感を感じるのであれば、こういった点にも目を向け、自分や組織全体の効率化をはかってみることもおすすめです。
テレワークが生んだ会社の無駄と本当の価値
男性 会社員 テレワークで暇になった年齢:42歳
罪悪感なし
体験談
コロナ禍の緊急事態宣言を受け、まずは自宅での業務を突然い渡されました。これまでも在宅勤務等制度はあるようでありませんでした。介護や時短勤務の救いとしてどんなに進めようとしても会社がそれを認めず、なかなか道はと思っておりました。そんな中でこの緊急出社禁止を受け、それまでの慣例やセキュリティなど色々なことは全て飛び越えて、自宅で業務をすることが前提として進めることになりました。幸いオリンピックを見据えて1年前に社員全員がテレワークを試したため、大きな混乱はなかったですが、ネットワークの問題など簡単に会議することは少し戸惑いがありました。暇になったのは成果物主義だったことから、早く終われば後は何をしても良いということだったことです。これまで以下に時間をダラダラ使っていたか分かりました。
罪悪感がない理由
やるべきことはやっており、それが時間で評価ではなく、成果物の完成で評価に切り替わったため、8時間かかった仕事が1時間で終わったとしても罪悪感はなかったです。むしろこれまでが社員全員がダラダラと業務をしていた方に罪悪感を感じました。他の社員も午前中や午後、時には隙間時間で外出することはありますし、それを自ら宣言することは今では当たり前になっていますが、それを誰も咎めることはしません。やるべきことをやっているからです。逆にそこで時間を盾に制約を課してしまうと、テレワークの意味が無くなり、それにより時間制約が生まれることで退職してしまうことや入社しなくなるケースも起こり得ますので、現在のまま進めることが一番望ましいと思ってます。
テレワークで暇になってしまった時に無力感
女性 自営業 テレワークで暇になった年齢:42歳
罪悪感なし
体験談
自分の性格上から営業とかできないタイプなのですが、テレワークにより一層消極的な働き方となってしまったように思います。受け身のスタンスでいるので仕事が来なかったりします。またテレワークを余儀なくされる事情により仕事が激変、世間が潤わない限り私の仕事も減ってゆく、ということテレワークにてがわかってきました。最初は寂しさが強かったのですが、徐々に苛立ち、無力感、怒りなども感じたことがあります。周囲にあたる人がいない環境のために自分の中で感情を消化させてゆく…。という感じです。基本的には、頭絵使ってテレワークに至った原因を分析したりしましたが、じゃあそれからどうするか?は分からず、虚しい感じが常にありました。
罪悪感がない理由
今思うとですが、罪悪感とは若干異なる感情、気持ちであったなあ…。と思っています。罪悪感よりも後悔や無力感の方に近いような感情、気持ちだったと思います。罪悪感を感じにくい原因や理由は、自分自身が精一杯の努力をしている…。という自負があったためではないでしょうか。その自負が他人から見た時に、不足がないのか、不足があるのか、はまた別としてです。自分の力の及ばない先での原因であればどうしようもない、人の助けなしではどうしようもないという状況だったと思われます。罪悪感は罪をおかしているような気持ちのために、ユダヤ教のような宗教次第、考え方次第では罪悪感につながる可能性があるとは思います。私はありませんでした。
まとめ:テレワークで暇になったときに罪悪感があっても大丈夫
この記事を読んだあなたは、罪悪感に苛まれているかもしれません。
しかし、体験談を読んでもらってわかる通り、罪悪感があった人でも解消してその後の人生を歩んでいる人がほとんどです。
根本的に罪悪感を解消する方法は、このサイトでも複数紹介しているので、ぜひ読んであなたの未来を明るいものにしてください。
カンタンですが、科学的に正しい罪悪感の解消方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
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