お金を使いすぎたときに、罪悪感を感じてしまう人は多くいます。
そもそも少しお金を使っただけで罪悪感を感じてしまう人もいるでしょう。
罪悪感を感じやすい人は、どうしたらポジティブな気持ちでお金を使うことができるのか気になりますよね。
今、この記事を読んでいるあなたもお金を使いすぎた罪悪感を感じているのではないでしょうか?
今回は3つのポイントを深掘りしていきます。
ポイント
- お金を使いすぎた時に、罪悪感を感じる人の特徴
- お金を使いすぎても、罪悪感を感じない人の特徴
- 罪悪感の解消方法
実際の体験談をまとめているので、実体験に基づいたリアルな罪悪感の解消方法を紹介します。
どんな人が罪悪感を感じないのかも非常に大切なので、最初から最後まで読んで深く理解してください。
お金を使いすぎて罪悪感を感じる人の割合
実際にお金を使ったときに罪悪感を感じる人はどのくらいいるのでしょうか?
お金を使ったときの体験談を集めたデータから罪悪感を感じる人の割合を出してみました。
お金を使いすぎた実体験をまとめた記事はこちらから↓
お金を使って罪悪感を感じるのは62.0%
お金を使ったときに罪悪感を感じたかについてアンケートを取った結果、62.0%の人は罪悪感を感じたと回答しています。
罪悪感を感じていないと回答した人の中でも、「当時は罪悪感なく使ったが、今は後悔している」と答えている人も多かったです。
お金を使いすぎることで罪悪感や後悔を感じるのは、珍しいことではなく普通のことであるとわかります。
お金の使いすぎで罪悪感を感じる割合(男女差)
次にお金を使いすぎたときの罪悪感について男女に差があるのかを調査しました。
結果、お金を使ったときに罪悪感があったと回答した人は、男性は75.0%、女性は57.9%となりました。
若干、男性のほうが罪悪感を感じた割合が多いですが、女性のほうがお金を使いすぎた経験が多い傾向にありました。
お金を使いすぎたときに罪悪感を感じる人はどういう人?
もともと使うために貯めたお金でも、いざ使ってしまうと罪悪感に苛まれてしまったという経験はありませんか?
「こんなに罪悪感を感じるのは自分だけではないか?」
「みんな気持ちよくお金を使っているように見えるけどなぜだろう?」
と余計に不安な気持ちになることもあると思います。
そんなお金を使うときに罪悪感を感じる人はあなただけではありません。
お金の使いすぎで罪悪感を感じてしまった人の体験談
実際にどのような人がどのような状況で罪悪感を感じるのでしょうか。
4人の体験談を紹介します。
友達との旅行で、断れず使いすぎてしまった。
友達と海外旅行に行った際、自分はあまり興味のないレストランや施設に付き合い散財してしまいました。
せっかくの楽しい海外旅行をしらけさせたくないという気持ちが買ってしまい、帰国して使った額を改めて計算し、とても罪悪感が押し寄せました。
23歳 女性 主婦
住宅の建て替え費用が予想以上にかかってしまった
自宅の建て替え時に、少々無理目の高いものを注文してしまい、予想以上の手数料や引越し費用で、予算を大幅にオーバーしてしまいました。
住宅ローンの借入額も大きなものになり、無理をしていないか不安な日々を送りました。
せっかくの新築住宅でしたが、不安な気持ちが続き少々鬱気味になってしまいました。
45歳 男性 会社員
一月の娯楽費に8000円も使ってしまった
薄給でかなりケチなわたしは普段から節約を心がけているにも拘わらず、自分のための娯楽費に8,000円も使ってしまいました。
ゲーム代に3,000円。普段は図書館を利用しているのに、突然漫画が読みたくなり、漫画代に5,000円。
その罪悪感はなかなか消えませんでした。
32歳 女性 会社員
競馬で使いすぎてしまい全財産を失った
競馬にハマっていた時期があり、絶対に勝てるという噂を聞き全財産60万をつぎ込んでしまいまいた。
結果一瞬で全財産の60万が消えてしまい、帰りの電車賃さえもなく20km歩いて帰りました。
どうして全財産を突っ込んでしまったのかとしばらくは凹みました。
22歳 男性 自営業
ここまでお金の使いすぎで罪悪感を感じた4人の体験談を紹介しました。
罪悪感を感じる理由や金額も人それぞれ違うということが分かりましたよね。
何も考えずに使いすぎてしまい、後から罪悪感を感じて、お金を使ったことを後悔してしまった人もいましたし、
家族のために使っても、その先が不安になり罪悪感を感じて鬱状態にまでなってしまったという体験談もありましたね。
さらに罪悪感を感じる人に年齢、職業、性別等は関係なく、どんな人でもお金を使いすぎて罪悪感を感じてしまうことがあるということが分かると思います。
お金の使いすぎで罪悪感を感じる人の2つの特徴
お金の使いすぎで罪悪感を感じる人に共通する特徴はあるのでしょうか?
罪悪感を感じる人に共通する特徴
- 節約家の人
- 真面目な人
このような人が罪悪感を感じてしまう人に多いことが見えてきました。
節約家
節約家の人というのは、
・節約をすることが一番大切なこと
・お金を使うことは悪いことだ
という考えが染み付いている人が多いものです。
特に主婦など家計を握っている人に多い傾向にあります。
節約家の人は少額の買い物などでも、必要経費でない無駄なものに使ってしまったと感じた場合、とても罪悪感を感じます。
真面目な人
真面目な人というのは、お金の使い方にとても慎重であり、自分の行動を振り返り反省することが多いです。
行動を反省する人は、無駄な使いをしてしまったことに、必要以上に自分を責めてしまい罪悪感を感じてしまう傾向にあります。
お金を使っても罪悪感を感じない人はどういう人?
お金を使っても罪悪感を感じない人もいます。
では、なぜお金を使っても罪悪感を感じないのでしょうか?
まず始めに、お金を使いすぎても罪悪感を感じなかった人の体験談を3つ紹介します。
お金を使いすぎても罪悪感を感じなかった人の体験談
幼少期に貧乏だった反動でお金を使いまくった
幼少期は田舎の農家育ちで、貧乏ではなかったけれど贅沢はたまにしかできなかった。
その反動があり、社会人になってから仕事のストレスも相まって買い物でストレス発散するようになった。
洋服が好きでショッピングに行ったり、通販でキャラクターグッズやリラックスグッズをお金に糸目をつけず買いまくったり、マッサージに行きまくったり自己啓発のセミナーにお金を注ぎ込んだりした。
でも、それまでの自分の物欲を爆発させたことで、精神的に自分を納得させることができて次のステップに進むことができた。
今では逆に物を買わない生活に満足することができるようになった。
思い返せば、もっと節約したり貯金もできたかもしれないけれど、自分にとっては避けて通れなかったことだと思っている。
24歳 女性 会社員
大好きなアイドルのグッズを買い込んだ
当時、私は苦労して手に入れた某アイドルのコンサートチケットを握りしめ会場に赴きました。
生のアイドルを拝んで夢の様な時間を過ごした後はグッズ購入です。
最初はポスターを数枚買う予定だったのですが、買う予定の無かったグッズを次々と購入し、あっと言う間にお財布の中身が無くなりました。
好きなアイドルのグッズに費やしたので罪悪感は全くありません。
ここでしか買えないグッズも数多くあり、今買わないと絶対後悔すると言う気持ちで購入しました。
家に帰って部屋中アイドルグッズに囲まれているとコンサートでの興奮をいつでも思い出して幸せな気分になります。
使ったお金は多かったけれど、同時に得られたものも大きかったので損した感覚はありませんでした。
25歳 女性 自営業
たまの休みにはお金をガンガンに使っていた
当時、会社員として働いており、それなりの収入は得ていたのですが、とにかく休みがなく、ハードな日々でした。
そのため、普段は全くお金を使うことができず、たまに休みになった日は、買い物に行き、洋服、本、エステやマッサージなど、とにかくお金を使う過ごし方をしていました。
毎日、朝早くから夜遅くまで、そして時には日付が変わるまで、無我夢中で働いていました。
自分でも、一生懸命働いたという感覚が強かったため、お金を一気に使うことについて、それほど罪悪感がなかったのかもしれません。
また、夜飲みに行ったりする余裕も体力もない日々を過ごしていたので、お金が溜まりやすい生活を送っていたことも、理由の一つに挙げられると思います。
24歳 女性 自営業
お金を使いすぎても罪悪感を感じない人の2つの特徴
罪悪感を感じない人の特徴は以下の特徴があります。
罪悪感を感じない人の特徴
- お金を使うことに理由がある人
- 働くための活力になると考えられる人
このような人に多いということが分かってきました。なかなか真似しようと思って真似できることではありません。
なぜこのような人が、お金をいくら使っても罪悪感を感じないのか解説していきます。
お金を使うことに理由がある人
お金をいくら使ったとしても、そのお金を使う正当な理由があると考えられると、罪悪感を感じることはありません。
「いい経験ができて楽しかった」
「リフレッシュができた」
「自分へのご褒美だから」
お金を使ったことの意味を感じられると、金額の高い低いに関わらずに罪悪感を感じることはありません。
特に側から見ると「損してるなぁ」という経験をした人でも、「いい経験だった」と経験に価値を置けると罪悪感はないんです。
働くための活力と考えられる人
自分が稼いだお金を浪費した後に、「よしまた仕事頑張ろう」と考えられる人はお金を使うことに罪悪感を感じません。
そもそも「働いてお金を稼ぐのは、自分が好きなことにお金を使うため」と考えているので、働いた範囲内であれば何にお金を使っても大丈夫と考えています。
どんなお金の使い道でも「また頑張って働こう」と気持ちを切り替えることは大切ですね。
お金を使いすぎたときの罪悪感の解消方法3選
お金を使いすぎてしまって感じた罪悪感は、どのようにして解消するべきなのでしょうか。
すぐに実践できる、解消方法4選を紹介していきます。
出費は投資だと考える
罪悪感を感じてしまう一番の原因は「お金を使うことは悪いことである」という潜在意識です。
お金を使うことは、貯金が少なくなることと直結するので、損をしたと考えがちです。
しかし、お金を使うことは、将来の自分や家族への投資だと考えることができます。
たとえ、お金の使い道に失敗した場合でも、これからのお金の使い道を正すきっかけです。
あなたが使ったお金は必ずあなたの役に立っています。
減った貯金の額を見るのではなく、得た経験で変化した自分の姿に価値を見出してみてください。
あなたがお金を稼いでいる意味を考え直す
お金を使って罪悪感を感じたときには、なぜ働いてお金を稼いでいるのかを改めて考えてみてください。
お金はあなたのやりたいことを実現するツールです。
後から考えると「バカなことをしたな」と思うことでも、あなたが欲しかったものということには変わりありません。
お金を使いすぎていたとしても、お金本来の使い方はできているとも考えられます。
罪悪感を感じてしまうことを受け入れ改善策を考える
お金を使いすぎて罪悪感を感じるのは珍しいことではありません。
現に半数近くの人がお金を使ったときに罪悪感を覚えています。
お金の使いすぎで罪悪感を感じるのは、お金を大切に使おうと考えられていることの証です。
なので、罪悪感を感じること自体は悪いことではありません。
罪悪感を感じることの意味は、次からの行動を改善していくきっかけになることです。
あなたが罪悪感を感じた経験から「次はどうすれば無駄遣いをなくせるかな?」と改善方法を考えてみてください。
改善策を考えて脳を理性的なモードにすることで、無駄遣いに悩む感情的なモードから抜け出すことができます。
まとめ:お金を使う罪悪感を利用して次の行動を変えよう
今回お金を使いすぎてしまって罪悪感を感じる人と、感じない人についてそれぞれ調査をし結果をまとめました。
同じお金を使う行為をしても、使う理由や使う人の考えによって罪悪感があるかないかが変わるのは興味深いですよね。
せっかくお金を使うのであれば、「使ってよかった!」と考えられるのは良いと思うので、この記事の罪悪感の解消方法を使って次の行動を改善できるようにしてみてください。
罪悪感の解消方法については、より詳しく解説している記事もありますので、そちらもどうぞご参考に。


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