この記事は、退職する際の罪悪感についての体験談を集めたものです。
様々な背景や状況での退職する経験が紹介されていて、それぞれの体験者が
・どのように罪悪感を感じ
・どのようにその罪悪感を解消しようとしたのか
が詳しく語られています。
考えさせられるポイントとしては、3つあります。
ポイント
・退職する状況はどのようなものか?
・罪悪感を感じる人と感じない人の違いは何か?
・どうすれば退職する罪悪感が解消されるか?
他人の経験談を読むことは罪悪感の解消に効果的です。
他の人の意見を取り入れることで、自分の状況を客観的に見ることができます。
あなたがもし退職することに関して罪悪感を感じているのであれば、似たような経験を持っている人を見つけてヒントをもらってみてください。
退職するときに罪悪感があった人の体験談
人の心を持たない大企業病
男性 自営業 退職する年齢:46歳
罪悪感あり
体験談
水泳や筋トレ教室などで、こどもから高齢者まで毎週累計で200名以上の指導を行っていた中で、
仕事をしていた施設と会社の方針転換があり、かなり心残りはあったものの退職を選びました。
方針転換自体は会社から正式に告知を受けるよりも早く情報を入手していたため、
今後の自分について考える期間が2年以上あったのですが、お客様には会社と施設からの正式告知まで
お話しできないのが、心苦しかった。
退職を決意した理由は、お客様への告知が1か月前だったこと、スタッフへの正式な告知もお客様と同じくらいのタイミングだったこと。
この会社はお客様どころかスタッフですら大事に思っていない会社であることを実感したため、退職しました。
施設の方針転換をギリギリまで出さない理由として、競合他社や関連業者、会員離脱などの問題があるのは理解できますが、
それにしてもギリギリすぎるタイミングと告知方法。お客様からのクレームを受けるのは自分たちだが、バックアップは無い。
お客様にもスタッフにも館内掲示ポスターのみでした。言われなければ気が付かないデザインと告知場所。
会社としての魅力は雇用保険による特典が豪華ということぐらい。
年齢的にもスキル的にも転職できる感じはしないけれど、信用できない会社の下で働く気はない。
罪悪感を解消した方法
お客様に告知するよりも早くいろんな情報を知っておきながら、話せなかった罪悪感。
レッスンの打ち切りが決まっているのに、勧誘することがあった罪悪感。
自分の指示して通ってくれていたお客様の中でも特定の目標を持って継続してくれていた方々、
大会に参加したり、入賞することを目標にしたりしていたお客様を指導することができなくなる。
お客様からすれば、裏切られたような思いの人がいるかもしれないと思うと、眠れなくなる。
それらの罪悪感を少しでも消すために、レッスン内容や指導方法をHowto本やwebサイトにして公開した。
似たようなHowto本の類は、amazonなどでもたくさん目にすることもあるし、誰にも読まれない可能性の方が高いけれど、
今後スポーツトレーナーを目指す人や競技を続ける人の助けに少しでもなれたらいい。
数字的に反応が実感できることは少ないだろうし、自己満足ではあるけれど、何かを残せば罪悪感が少しは消えるかもしれない。
レッスンに参加していたお客様が今後参加するであろう競技会へ自分も選手やスタッフとして参加して、偶然に再開できれば、
お客様も喜んでくれるかもしれないと思っています。
好きな分野への転職した
女性 会社員 退職する年齢:27歳
罪悪感あり
体験談
他の分野に興味があり、元々基礎を学んだら転職するつもりでした。ある程度学べて新人に指導する側になっていたので、転職サイトに登録すると希望の転職先があり退職する事になりました。普段はあまり条件の良い所は空きがなかなかない分野だったのですぐに退職する事を選びました。
退職にあたりお世話になった先輩や上司、同僚と離れてしまう寂しさや自分が担当してた方に途中で担当変更となるため負担をかけてしまうとは思いました。しかし、次の就職先がやりたい事だったため、ワクワクした気持ちもありました。ここで学んだ事を次に活かせる様に、再度先輩と会っても恥ずかしくない様に頑張りたいという気持ちもありました。
転職サイトを利用したの退職へのアドバイスももらえてスムーズでした。
罪悪感を解消した方法
部署移動してあまり期間が経っていなかった事や上司に退職の相談しないまま次の転職先を決めたので、人員的な問題が出る事は分かったので同じチームの人に負担をかけてしまう事への罪悪感は少しありました。
罪悪感を解消した方法は、しっかり次の担当への申し送りや引き継ぎを行いました。まだ、有給も残っていましたが全部は使えずギリギリまで働きました。本来は有給休暇を全て使いたかったですが、急遽退職時期が決まったため仕方ないと考えました。
その他の業務に関しても同期や後輩にやってもらう事となり、効率のいい方法ややり方を実際に行ってもらいながら引き継ぎ、自分も相手も不安がなくなるまで行った事で罪悪感は減っていきました。
仕事をする女性の妊娠・出産時の葛藤
女性 主婦 退職する年齢:28歳
罪悪感あり
体験談
調剤薬局で男性の薬剤師1人と事務の女性3人の職場で働いていました。私以外の女性2人は未婚子ども無しの40才から50才の方で、私は子どもがまだ小さかった為、子どもの発熱などでお休みを頂いて迷惑をかけてしまっていました。仕事も忙しくて私も申し訳ない気持ちがある中精一杯働いていました。そんな時2人目の子どもを授かり、悪阻もひどく体調がすごく悪くなりました。なるべく迷惑かけないようにと思いしんどくても出勤はしていましたが、どうしても体調が悪い日があり、お休みを頂きました。次の日出勤すると女性2人の私に対する態度が冷たく明らかによく思っていないことが分かりました。今まで子どものことでお休みを頂くこともあり、今回も妊娠を機に体調を崩してしまい迷惑かけてしまっていることは重々承知でしたが精神的に辛くなりました。そのまま私は切迫早産で入院になってしまい、退院したらあの職場に戻らないといけないと思うと怖くなり精神的にやっていける自信がなく退職する運びとなりました。
罪悪感を解消した方法
入院してそのまま退職してしまったので大した引き継ぎも出来ずかなり迷惑がかかってしまったとは思います。年齢は私の方が10才以上下でしたが立場や経験年数は私の方が上だったこともあり、私にしかできない仕事などもありました。薬剤師の先生は私のお陰で職場が回っていると言ってくれていましたが、私に対する女性2人の態度を見ても見て見ぬふりで守ってくれることもなかったので、あのままあの職場で働き続けていたらストレスなどで心身を壊し、赤ちゃんがいなくなってしまっていたかもしれない、無事に生まれてこれなかったかもしれないと思うと退職してよかったなと思います。2人目も無事に生まれてくれたので、ストレスや体調不良を抱えて無理して働き続けるよりも、心の余裕をもってゆっくり過ごせたので私は間違っていなかったと思うようにしています。長男とも2人目が生まれる前にたくさん触れ合うことができ仕事を退職して特にストレスもなくゆっくり過ごすことができました。
物を断捨離すると気持ちも断捨離できる。
女性 会社員 退職する年齢:28歳
罪悪感あり
体験談
心身の病気になって休職していて、復帰しようとすると病気が悪化したため辞めざるを得なかった。職場は人間関係も良く、上司の理解も十分で、仕事内容も楽しかったので、早く戻って頑張りたい気持ちは大きかったため心苦しかった。とは言え、自分の性格上完璧主義な面があり、上手くいかないことがあると自分を責めてしまったり、子供ができてからライフプランの大きな変化があったことで、気持ちの余裕が段々と無くなっていたことは実感していた。また、自分がいない方が職場に迷惑がかからないという気持ちも大きく、辞めらことを決めた。退職する際には、激励の言葉や、「いつでも遊びに来て」などの暖かいメッセージ、大きな花束などを貰った。
罪悪感を解消した方法
病気が治らず辞めざるを得なかったたため、仕方ないと自分に言い聞かせた。また、仕事のことを考えると病状が悪化するので考えないようにしていた。この現状はなるべくして起こった事だと言い聞かせていた。なるべく仕事のことを考えないような工夫をした。例えば、仕事のカバンや書類は目に見えないように段ボールに詰めて屋根裏部屋に追いやったり、自分の好きなことをとことん突き詰めて好きなことだけやって探したりして忘れるように努力した。頂いた花束もありがたい気持ちが大きい反面罪悪感が溢れてくるので早々に破棄した。退職後の諸作業も速やかに行い、物を断捨離することで苦しい気持ちを断捨離した。そうするとだんだんと罪悪感は解消していった。
時には回り道も必要な時がある。
男性 学生 退職する年齢:25歳
罪悪感あり
体験談
当時製造業の営業事務として働いておりましたが、医師になりたいという夢を諦めきれず、医学部再受験のために退職をしました。2年ほどしか勤めていなかった会社でしたが、退職を決意するのは難しいものでした。安定している生活を捨て、受かるともわからない医学部受験を行うことに対する不安と、短時間とはいえ勤めた会社への情が決断を難しくしたのではないかと思います。退職に際しては上長に相談させていただいたところ引き止められました。引き止めていただいたのは自分が必要とされている気がして嬉しくもあり、退職のし辛さも感じました。しかし、一度退職すると決めて上長にも相談しているので、ここで引くのは今後自分にとってデメリットにしかならないと思い退職を通しました。
罪悪感を解消した方法
私は就活に失敗した人間で、何社も会社を受けましたが面接で落とされていました。その中で私がいた会社だけは私を採用してくれたので、やはり会社に対しては無職からすくってくれた恩義を感じていたため、退職する上では罪悪感を感じました。罪悪感の解消は、医師となり多くの人を助けることでより社会にとってプラスとなる人間になることを目指すことで解消していました。退職をするのには正当な理由があると思うようにしたわけです。この方法はどうやら正解だったようで、医師にならなければただ会社を裏切った人間となるのみだと感じることで勉強にも身が入るようになり、医学部受験が成功しました。このことは元職場のお世話になった方にもお伝えしましたが、みなさん喜んでいただけました。
職場で嫌なことがあったら、逃げるか戦うか決めた方が良い
女性 会社員 退職する年齢:25歳
罪悪感あり
体験談
当時の上司は、私が初めての部下だったらしく壮大な勘違いにスイッチが入り、私を恋人兼召使いのような振る舞いをするようになりました。休日の予定を聞いて、私が何もないことを伝えると「じゃあ俺の手伝いをしろ」とテニスサークルの裏方業務をさせようとしてきました。「給料出るんですよね?」と確認すると無言になる上司。ある時は、私のお弁当を勝手に食べて「俺は濃い味の方が好きなんだけど、今度はちゃんと作って来いよ」と暴言を吐いてました。
当時は、小さい職場で気軽に相談できる相手もおらず、社会人になって初めての職場だったのでそれが普通なのかと思ってました。
そんな小さいけど気持ち悪いことを毎日され続けて、私も精神的に病んでいきました。ある日、あまりの腹痛で近くにある内科に駆け込むと胃潰瘍で穴が開きかけていました。気づかないふりをしていたのですが、毎日食事を3回吐いて、歯茎から血が止まらず、血便が多いことを伝えると
「なんで自分を大切にしないんだ」と内科の先生に怒られました。そこでハッと目が覚めました。
よし、辞めよう!!
と決めてから引き継ぎもせずに3日で強行突破でして退職しました。
罪悪感を解消した方法
3日で引き継ぎもせずに辞めたことは罪悪感がありましたが、数日経つと自然と「自分は悪くない」と思えるようになりました。仕事から物理的に精神的に離れたのがよかったのかもしれません。冷静に客観的に自分の状況を考えることができました。
常識を持って、指導できない上司のいる職場に常識を返す必要はない、そして常識がない上司の行動を咎めることもしない職場の人たちにも常識を返す事をする必要がない。と開き直りました。
この話を友人にすると、「どんなに非常識な人でも同じ対応を返すと自分の価値を下げるよ?」と説教をされることがあります。しかし、私は自分の身体がストレスで蝕まれている状態で、常識を返していくと私がその人たちの踏み台にされて潰される、という危機感を感じていたので常識を返すには相手が、考える能力がある人だけだ。という考えに行き着きました。相手に不快なことする、言ってしまうという考える能力が欠如している人には常識を返しても伝わらないと実感した出来事でした。
すっきりと退職するために。
男性 会社員 退職する年齢:43歳
罪悪感あり
体験談
47歳、看護師をしています。三交代制の病院に勤務しています。男の看護師は最近多くなっていますが、ほぼ女性の職場なのでいろいろと大変なことが多く、男性の看護師だからと悩む方も多くいると思います。以前の職場を退職したきっかけは、医師とのトラブルでした。男の医師にとって男性看護師はあまり評判が良くありません。特に女好きの医師には全く気に入られません。それでも、患者様のために一生懸命看護業務をしていましたが、パワハラでうつ病になりかけてしまい、20年以上続けていた職場を退職することに決めました。さすがにお世話になった先輩看護師や、理学療法士等に申し訳ないという思いがありましたが、病気になることを考えたら仕方のない事でした。
罪悪感を解消した方法
退職の罪悪感はありました。しかしみんな退職の理由を理解してくれたので快く送りだしてくれました。小さな町に住んでいるので、同じ町の病院に住んでいれば、色々な情報が入ってきます。次の病院で頑張ることが、退職した罪悪感を解消することに繋がったと今では思えます。今でも前の職場の人と食事会をしたりして情報交換をしています。その先生の悪口を沢山はなして、ストレス解消することはとても楽しいひと時です。退職で一番思い残すことは、大変お世話になった看護師長に恩返しできなかったことです。お世話になりっぱなしで、次はあなたが私の後を継いでもらうからと言われていたので、その気持ちに応えられなかったことが一番の心残りです。
「同じ会社で3年は働け」は信じるな
女性 会社員 退職する年齢:20歳
罪悪感あり
体験談
元々、業務改善が行われていなかったり、忙しい月の残業時間が7,80時間、手に職がない状態で働き続けることが嫌などいつか退職したいと考えていました。ちょうど2年めの冬(繁忙期に入る少し前)社内の人間関係が入社史上最も悪くなりました。その時もう、この会社には居られないと思い何日か欠勤しその流れで働くこともないまま退職いたしました。当時は、せっかく入った会社辞めてしまって大丈夫なのか、親にも次の会社が見つかったら辞めていいと言われていたのに転職の検討もつかないまま退職して、不安しかありませんでした。会社の上司にも少しひきとめられ、心が揺れましたが、今となっては初めての会社で何もわからないまま箱の中に閉じこもっているより、外の世界に出て色々学んだほうが良いと思えるようになりました。現在は手に職をつけて働けているので退職してよかったです。
罪悪感を解消した方法
会社に新入社員として入社し、大切に育ててもらったからこそ罪悪感がありましたが、自分も他の人が退職した際新しい業務を任せてもらったりして、人が足らない分学べることもあったので他の人も同じ事になることもあり得ると思えば罪悪感は解消できました。
正直、やめてしまえばこれからの人生でほぼ、二度と関わらないので勝手にするのでそちらも勝手に頑張ってという気持ちになります。
罪悪感を解消のためだけではありませんが、退職後今以上になってやるという思いで、転職活動や勉強など行っていれば自然と罪悪感はなくなるかと思います。結論ではありませんがなぜ退職する必要があるのかを理解し、それを受け入れることが大切であり、自分にとってのベストな選択であると認識する必要があると思います。
ボーナスにつられて勤務延長した話
女性 自営業 退職する年齢:26歳
罪悪感あり
体験談
営業事務として5年くらい勤めた会社でした。新卒で入った会社だったのでかなりやる気もありましたし仕事に楽しみも見出し責任感も強く持って働いていました。ですが、ほぼ男性の職場で今で言うセクハラ、モラハラが当たり前のような環境だったと思います。当時はあまり気になりませんでしたが、辞めてみて思い出すと、酷い事を言われたなと感じることは多々あります。辞めると決めてからはかなり気持ちを強く持つことができました。辞める際は引き止められ、退職金とボーナスを支給するからという上司の言葉で、辞める月を3か月ほど伸ばしました。ですが、実際は辞めてから退職金は時給されましたが、ボーナスが払われなかったので問い合わせた所、会社規定外なので支払えないと言われました。納得いかず3回ほど会社の人と会い説明して、無事ボーナスを支給してもらいました。
罪悪感を解消した方法
私が罪悪感があった理由は、綺麗に会社を辞めたかったからです。あと最終的にお世話になった上司を嘘つき呼ばわりしてしまったから。確かに退職金とボーナスを支払うから勤務期間を延ばして欲しいと言われたのは事実です。結果として私がゴネなければボーナスは支払われなかったと思います。ボーナスを支払ってもらうために、総務の偉い方などに嘘を言われて勤務期間を伸ばした旨を説明したり、その上司本人にも嘘を言うなんて酷いと問い詰めました。最終的にボーナスは貰えましたが、やはり5年もお世話になった会社を綺麗に辞められなかった事に罪悪感はありますが、次の職場も決まってませんでしたしお金は1円でも欲しかったと言うのが本音でしたので開き直りました。辞めたらその先関わることは無いので切り替えようと思えたので今は罪悪感はありません。
30歳を目前に豊かな生活とは何かを考えた
男性 会社員 退職する年齢:30歳
罪悪感あり
体験談
ITシステムのSIerとして首都圏で働いていました。30歳を目前にして、将来地元に戻るべきか、なぜ地元を離れて上京したのかを考えるようになりました。そこから必死に仕事をこなしていく日々が果たして豊かな人生を歩んでいるのかと考えるようになり、これからもこのままで働き続けるのが良いのかと考えるようになりました。
そのこともあり、自分の心は次第に「地元に戻って仕事をしたい」「豊かな人生を歩みたい」と漠然と思うようになりました。
自分でも何か変わらなければ思い、やや焦りも感じながら、どのようにしたら地元で働けるかを調べました。その時は「これから自分の何かが変わるかもしれない」というワクワク感と、今の仕事をやめて本当に良いのかという後悔を感じました。
罪悪感を解消した方法
最初は今まで働いた仲間達に支えられ、これから戦力となって会社に貢献できるようになった頃なので、上司や先輩たちから「せっかく育てたのに」という目で見られているのではないかと罪悪感を感じていました。しかし、同じ時期に仲良くしてもらった先輩が転職することが分かり、「私もこの会社を辞めてもいいのかな」と思うことで罪悪感を解消しました。
また、地元で働く方法を模索する中で「大企業でも永遠に安定ではない」「40代でリストラされるかもしれない」という情報が入ってきたのを受け、自分は今の会社に定年まで働き続ける気がないことに気づき、それも罪悪感を軽減する要因だったと思います。
加えて、地元に戻ることで親や昔からの友人が近くにいて安心できるので、今の会社を退職するほうがメリットが大きいと感じました。
自分ができる事は他の誰かもできる
女性 会社員 退職する年齢:28歳
罪悪感あり
体験談
新卒から6年間勤めた会社を退職しました。
接客販売業の窓口業務でしたが、店舗は大変忙しく朝9時から夜10時まで店舗にいる事もよくありました。
休日でもクレームがあると担当者に連絡が入るので、きちんと休息が取れず精神的にも参っており、就職当初から辞めたいという気持ちはずっと頭の隅に持っていました。
仕事自体はやりがいがあるものだったので楽しい面もあったのですが、精神的負担が大きかった為退職を決意しました。
初めての就職先でたくさんのことを学んだ職場だったので一緒に働いたメンバーや何度も通ってくれた常連のお客様と離れる事はとても寂しい気持ちになりました。
しかし一方でようやくこの重圧から逃れる事ができると解放された気持ちの方が大きかったです。
罪悪感を解消した方法
自分がいなくなることで残るスタッフに負担をかけてしまう、寂しいと言ってくれるお客様がいる事に罪悪感を感じました。
解消した方法は考え方の転換です。
私が勤めていた会社は大手だったので
私がいなくなっても人員補充され
補充された人が慣れれば、元々いるスタッフも負担はなくなるので大丈夫と言い聞かせました。
またお客様も同様で、私がいなくなる寂しさはあるけれど、他の信頼できるスタッフが助けてくれるだろうと信じることで罪悪感を解消しました。
あとは退職後の自分の環境をがらりと変えました。県外へ転居し、全く違う業種へ転職するなどして前の職場のことを考える時間を作りませんでした。
転職すると覚えることが多くそちらに必死で罪悪感を感じる時間はありませんでした。
退職するときに罪悪感がなかった人の体験談
早め早めに泥舟からの脱出
男性 会社員 退職する年齢:32歳
罪悪感なし
体験談
私が退職した経験について、その時の状況や感情をお話しします。
私が退職したのは大学卒業後、就職した電機メーカーの子会社で大掛かりなリストラが始まり、それをきっかけに別の競合メーカーに転職した経験になります。転職時、まだ32歳で電気機器の開発設計実務経験や提案して会社に貢献出来る技術もあったので、割りとすんなり大手電機メーカーに転職出来ました。そして、収入も生活も全て向上して、その後の人生は非常に良いものとなりました。なので、もしも当時の私と同じ様な境遇の方が居ましたら、私は迷わずスキルアップしろと言いたいです。その後、私が新卒で入社し転職前に勤めていた会社は売却されて外資になり、規模も大幅に縮小され、当時の同期の多くは路頭に迷っています。転職は早め早めの対応とスキルアップが必要です。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。寧ろやっとダメな会社から解放されたと安心しました。罪悪感がなかった理由は、新卒で入社して、親会社から天下りしてくる無能な社長から部長までのために、なぜ生え抜きの人や当時若手だった私の様な新人が100時間程度のサービス残業を毎月毎月やらなきゃならないのか、そして、いくら働いても儲からないのか、不思議と不満しかなかったので、何の罪悪感もありませんでした。
入社して直ぐバブル崩壊して、現場リストラの代わりに新人が1年間現場でしかも違法だったと思われる夜勤もやらされ、賞与も要らないパソコン現物支給や一時帰休などの待遇もあり、私の90年代は地獄でした。そして、会社も組織もやはり大きくて上に行かないとダメだと言う事を悟り、ライバルの大手電機メーカーへの転職と言う実行に移した訳です。本当に理不尽で悲惨な子会社の最悪さを実体験しました。
タナボタ退職~自己都合からの会社都合~
女性 会社員 退職する年齢:25歳
罪悪感なし
体験談
今から24年前のこと。大学卒業後、ホテルに勤務して希望のブライダルに配属され、100組ほどのウエディングを担当して入社から3年が経とうとしていた時、不景気で賃金も上がらず、同年代の平均収入以下ではやっていけず、周りがパタパタと辞めていき始めてる中、結婚が決まった。相手は、高卒中途採用の会社の同僚。それがちょうど、早期退職者を大々的に募集しているときだったので、それに乗っかる形で退職した。先に辞めていった先輩や同期達はそのままの規定の退職金だったが、寿退社と思っていたところに、早期退職者が重なっただけだったので、あれ?すごくラッキーなのでは?と、深く考えずに辞める道を選んだ。また、ホテルに出入りしている業者の方からお声をかけていただき、新事業にも携わらせていただくことになり、辞めてからの就職先もすぐ決まっていた。ちなみに、その仕事も1年後妊娠発覚(やめようと思っていた)と同時に、別事業で負債があるので継続が難しいと、これまた自己都合ではなく会社都合で退社となった。
罪悪感がない理由
超氷河期に希望の会社に大卒総合職の女子は、ほぼいない中、肝いりで入社したのはわかっていたので、罪悪感はあった。入社当初は会社初の女性総支配人になってやる!ぐらいに思っていた。結婚しても出産しても続けようとは思ってはいたが、時代がまだ今ほど共働きしやすい環境ではなかったし、自分自身、母親は専業主婦だったので、子供ができたときに働きながら育てることの想像が全くできなかった。そこで、早期退職者を募るならと手を挙げた。会社が残ってほしいと思うなら、止めたはずで(披露宴の時は、夫に対して散々言われたが)、それもなかったので、大手を振って辞めることができた。自己都合でやめようとしていたところの、会社都合だったので、退職金も上乗せに加えて、雇用保険もすぐ出たので経済的に潤った。
ブラック企業の中間管理職はツライ!
男性 自営業 退職する年齢:39歳
罪悪感なし
体験談
退職理由は「ブラック企業」であったことが全てです。役職にあったために残業手当もなく、朝8時から夜の9時まで週6日働けば、さすがに精神的にもつらくなる。しかもプレイングマネージャーの役割であったため、自分の営業成績とチームの成績、営業全体の成績が自分の査定につながる。
消費財を扱っていて、デフレ経済の最中では成績もなかなか伸びすに10年以上頭と体を使い最後はヘトヘトでした。
トップは現場にはほとんど出ず、口を出すだけでストレスもどんどん溜る。子供と遊ぶ時間も無く家族で話し合った結果退職しました。
現在は独立して、自分の好きな仕事をしています。資金面では年中悩んでいますが、ストレスは軽減されて自由な生活をしています。
罪悪感がない理由
プレイングマネージャーをしていた時は9割が年上の部下であり、精神的にはきつかった。部下のほとんどは人間的に出来上がっており、育てる必要性が無い。真面目に勉強していたのは私だけで、商品知識や営業能力の向上さえはかればチームは何とかなります。なので部下への罪悪感はありません。逆にいうと、年下の上司が居なくなり部下は清々しているだろうと感じています。
辞表を提出してから辞めるまで1年間ありましたので、しっかりと引継ぎはできましたし、掛売の残のある顧客からの回収も終わりました。何人かの顧客からは退職するにあたり残念な声もありましたが、3年もすれば私の名前も忘れてしまうだろうと思っています。
同族会社の経営者とは最後喧嘩別れしたので全く罪悪感は感じておりません。
最低最悪な会社からの転職
男性 会社員 退職する年齢:24歳
罪悪感なし
体験談
給与が低く、結婚を考える相手がいたため退職に至りました。
日々、電車通勤の間に転職サイトを読み漁り、良い条件で転職ができるように動きました。
働いていた企業では、会社員を駒のようにしか扱っておらず、非常に低い給与とそれに見合わない労働ばかりだったため、
一刻も早く退職したい気持ちでいっぱいでした。
上司にその旨を伝えると、少し引き止められましたが私の方意思と将来を考えられないと真剣に悩みを打ち明けると、
「そうか・・・」と納得してもらえました。
転職先が決まり、面接をし、内定の連絡が来た後はスムーズに事が運びました。
退職するにあたり、1か月前には言う必要がありましたが、
1日でも早く辞めたかったため、2週間でやめられるように全力を尽くしました。
罪悪感がない理由
罪悪感はありません。
非常に劣悪な環境で、休みもない給与も低い人間関係も悪い束縛時間も長いというような状況でした。
それを改善できるのであれば、なんだってする、というような気持でした。
罪悪感を感じるとしたら、仲が良い上司がおり非常に可愛がってもらっていたため、その上司の元を去るのは少し気が引けました。
大好きな上司だったため、できれば今後どこかで何かの形で縁があればな、と考えております。
罪悪感を感じることなくスッキリと辞める事ができて、心から本当にほっとしております。
今もまだあの会社で働いている方たちへメッセージを送れるとしたら、1日でも1秒でも早くその会社をやめて、
転職するべきであると伝えたいです。
やめてよかったブレブレ経営
女性 主婦 退職する年齢:28歳
罪悪感なし
体験談
特別養護老人ホームの管理栄養士として勤務しており、4年ほど2人分の育児休暇に入っておりましたが、保育園を1〜2年ほど探しても見つからず、仕事をやめることにしました。育児休暇後に期限を迎える有給休暇が多くあったので、それを使用したく職場に相談をしましたが断固拒否どころか憤怒され、こういう対応をする職場にはもう戻りたくないなと思い退職を決意しました。また、職場の離職率が高く、私が育休に入る前にいた職員さんのほとんどがもう辞めていたことも一因です。そして極め付けは、職場の経営者が数年でコロコロ変わっていたのですが、私が復帰しようかと考えていたまさにその時も新しい経営者になるということで、ぶれぶれの経営状況でしたので、復帰しても混乱することが多くあると思い、戻りませんでした。今思えば代表者も施設長も信用ならなかったのでやめてよかったです。
罪悪感がない理由
罪悪感なんてありませんでした。当時、とても嫌な気持ちにさせられたこと、今後わだかまりを抱えたままそこで働いたとしても長続きしない未来が見えたので、やめた方がいいと思いました。育児休暇を取得させてもらえたことには感謝しておりますが、あくまでそれは従業員に取らせなきゃいけないものであり、それに従ったまでだと思いますので、それはそれ、これはこれだと思っております。やめた後に辞める時のことを思い出して夜眠れなくなることもありますが、それは罪悪感ではなく、恨みというか、とても嫌な思いをしたという気持ちを思い出します。やめたあとにGoogleマップで施設の口コミを見たところ、施設長自らが(フルネームのまま)で星5をつけ、自分の身内がお世話になり親身になってご対応くださったという内容のレビューをしていて嘘つきだなぁと心底軽蔑しました。
41歳派遣社員の私が8ヶ月で退職した経緯
男性 自営業 退職する年齢:41歳
罪悪感なし
体験談
41歳で一旦家業の仕事を辞め、派遣社員として某自動車工場に8ヶ月努めた後、退職しました。経緯ですが、系列の工場で死亡事故があり、関連する工場すべて1週間ほど操業停止となりました。もちろん勤め先工場も1週間、ほぼ全員休みになったのですが、私は派遣会社から有給が出される規定の半年に1ヶ月足りていませんでした。そこで工場のほうで検討された結果、私や、同じように勤務日数が足りていない派遣社員は皆出勤となりました。正直、死亡事故の件が気の毒なのは別として、1週間の休みがあっさりなくなったのはやはり拍子抜けはしました。もちろんしょうがないですが。しかし、その経緯を他の若い正社員から聞かされまして。派遣会社から有給が出ない者に関しては、工場から有給を肩替りする事に一旦は決まったそうです。ただ、結局、「どうせ有給出すなら働かせろ」ということになった様です。別に有給もらえなくても文句はありません。「出すから出てこい」という態度に、何か嫌なものを感じ、1ヶ月後に退職を決め、翌月いっぱいでの退社を伝えました。
罪悪感がない理由
退職するに至った一件の4ヶ月ほど前に、私が作業したラインで不良品の見逃しあったのですが、確たる証拠もなく私の不手際にさせられてしまいました。証拠が無いというのは、ハネられた不良部品は不用意にも簡単に取り出せるように置いてあるんです。おコメを入れる用みたいな袋に。オマケに出荷用に出してある部品の箱も簡単に開けれる状態です。つまり誰かが陥れようとしても簡単に可能なんです。そもそもダブルチェック制なのですが、私の後に検品した正社員はお咎め無し。その工場では不良部品見逃しを起こしたものはしばらく犯罪者のような扱いを受けます(管理職の方が左右から作業の様子を監視したり)。ホントに大変な目に遭いました。
以上のような事もあったので、罪悪感はありませんでした。規則通り1ヶ月前に申し出ていますし。
自己を知って、今後に活かす
女性 会社員 退職する年齢:24歳
罪悪感なし
体験談
未経験から建築事務所にてCADオペレーターとして入社しました。退職理由は社長によるモラハラです。社長のワンマン経営でしたので、職務上社長と接点が多くありました。密室で長時間拘束され人格否定の言葉を聞かされたり、物を投げられたり、休日であっても八つ当たりされたりと様々でした。社長も女性で言い返さなそうな人を選んでいることも感じました。2年間耐えておりましたが心を壊していた前兆として、会社に行こうとすると物を吐き出してしまったり、眠れないなどの症状が発生していました。そしてある日、会社だというのに泣き出してしまいヒステリーを起こしてしまいました。私は、周りの人に迷惑をかけてしまったことが決定的な打撃となり退職しました。会社で勤務していたときは自分が悪いと責めてしまっていましたが、私は時間と共に無事回復しました。今でも早くあの会社潰れないかなと思っていますし、あのような人間は死ねばいいとさえ思います。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。そもそも罪悪感を感じるほど心に余裕がありませんでした。「早く辞めたい」「働きたくない」「人が怖くて会いたくない」といった感情で毎日過ごしていましたので、退職をすることができて解放感に包まれたぐらいです。精神的に落ち着いてきた今でも、罪悪感はありません。それどころか、あんなに自分を責めたりせずにもっとモラハラの証拠を集めて労働局に持っていけばよかったと後悔しています。ですが、実際に今も働いている人がいることも事実です。この経験を通して私は自己理解に関して少し学ぶことができと思っていますし、会社選びがどれだけ重要で働く人の空気感や口コミなどもしっかり確認しないといけないことを身をもって感じました。
よくあることだと思う。
女性 無職 退職する年齢:19歳
罪悪感なし
体験談
私が退職を決めた理由は2つほどあります。
まず、一人暮らしを始めたことです。
今までは実家暮らしだったので、生活の余裕がありました。
晩御飯は母親が用意してくれており、掃除や洗濯は手伝う程度で良かったからです。
しかし、一人暮らしを始めると、全てを自分でしないといけなくなり、シンプルに疲れが取れなくなりました。
もう1つの理由として、新卒一年目が終了したことです。
一年目だから!で許されていたことが許されなくなり、教えてもらえていないことも当たり前になんで分からないんだ!と言われるようになりました。
私の勉強不足かもしれませんが、直属の上司が忙しいからと言って放置されていることも多く、求められることについていくことが出来ないことを実感していました。
そして、ストレスや疲れなどから、辞めることになりました。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。
厳密に言うと、罪悪感を持っていられませんでした。
私が退職した理由は、引き止められるものだったと思ってしまうからです。
せめて、新卒一年目の時に放置されていなかったら、まだもう少し頑張れたんじゃないかと思ってしまいます。
しかし、教えてもらえなかった事実や理不尽なことで怒られた記憶が私の中で膨らんでいき、今では辞めてよかったと思えてしまいます。
あれ以上続けていたらもっと自分のことを壊すことになったかもしれません。
そう考えると、罪悪感は感じなくなりました。
私が辞める当初は本当に辞めていいのか辞めたら人手不足でみんな大変になるんじゃないかなどと多少の罪悪感を感じながら思っていましたが、私が辞めることは自分を守ることに繋がると思ったから、辞めることに罪悪感はもう感じていません。
育児を理由に退職しましたが本当は会社が嫌いでした
女性 主婦 退職する年齢:38歳
罪悪感なし
体験談
第一子、第二子の二人分連続で産休・育休を三年半取得したあとに復職しましたが、勤務地も仕事内容も変わり、また子供の発熱等で頻繁に保育園から呼び出しがあるという状況でした。そんな中で第三子の妊娠がわかり、もうこれ以上働き続ける事は難しいと思い、復職してちょうど一年のタイミングで退職しました。退職時は妊娠五ヶ月でしたが、同僚女性が妊娠したことを表では祝いつつ裏では苦言を呈しているような職場でしたので、自分の妊娠は最後まで隠したまま退職しました。また、別の同僚女性は子育て中にもかかわらず遠方への転勤を命じられており、子育てしながら働ける職場ではないとも感じていました。女性が多い職場でしたが、実権を握っているのは管理職の男性でした。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。東日本大震災を機に会社を取り巻く環境が大きく変わり、それによって私は会社の考え方や対応に不信感を抱き、自分がこの会社の社員であることに嫌気がさしていました。しかし仕事は山積みで人手不足の状態、会社は嫌いだけどチームメイトのことを考えると辞める決心ができないまま働き続け、結局第一子の妊娠で産休に入りました。それから三年半を経て復職したところ、会社の体質は以前とあまり変わっていませんでした。職場が変わったためかつてのチームメイトはいない、初めての慣れない仕事、頻繁にかかってくる保育園からの電話、復職して三か月ほどで「もう無理だ」と思いましたが、せめて一年は頑張ろうと思い働きました。「この会社の社員」であることが嫌だったので、退職できて本当に良かったと思っています。
風通しのよい職場、は本当だろうか
女性 自営業 退職する年齢:31歳
罪悪感なし
体験談
家電量販店でアルバイトをしていたのですが、職場の環境が合わずに退職しました。具体的には、担当している部署以外にも広範囲の業務内容やバイトですがクレームの対応など。社員の方に助けを求めても、人出不足で結局は自力でなんとかするしかありません。それでもバイトにできる範囲はありますから、お客様から怒鳴られ上司から怒られ、ストレスの溜まった人が小言を大爆発させて、空気が悪いの悪循環でした。食事休憩中でも複数回呼び出されるので、食べている心地がありませんでした。空気が悪いので、新しい人がきてもいつかずすぐに人が減ります。休みを取るのにも提出前に他の人から予定をききまわり、有給を消化しなければいけないときでも、非常に取りにくい雰囲気でした。
罪悪感がない理由
罪悪感がなかった理由としては自分が精神に不調がでてしまって、それどころではなかったのと
小言をいう人が多すぎて、付き合いきれない状態でした。こっそり他の方からききましたが、退職する旨を伝えたときに ここには長く居続けないほうがいい、辞めたほうがいいと背中を押していただいたのもあります。自分でも、このまま居続けたらただ動くために必要な最低限のものを流し込んで、働いて、それ以外が何にもできないから、駄目になると思いました。また、人がいないならいるメンツで回す、足りないなら補充するという感じで、必ずしも自分でなくとも問題がない、という体制でもあったので気にしないようにしました。口を開いたら愚痴しかでなくなっているような場所で、まず自分以外に配慮を向けなくてもいいかな、と。
10年目に突然起きたカエル化
男性 会社員 退職する年齢:55歳
罪悪感なし
体験談
ゲームソフト開発の会社に約10年ほど勤めていました。
主に、某大手企業からの受注が多く、様々なジャンルやモチーフの案件を頂いてきました。
知らないものや、初めて触れるものも多々あり、勉強と発見の毎日でやり甲斐を感じながら、タイトルがリリースされた際は非常に大きな達成感があり、とても充実していました。
お得意様からの案件はクオリティ要求も高く、厳しいものでしたが、コツコツと成果をおさめ、評価され、会社も少しずつ大きくなっていきました。
しかし、得意先であつたその大手企業と、会社が合併吸収されることになりました。
職場は変わり、体制も変わり、いろいろと環境が変わり、居場所のようなものが無くなってしまったように思えました。
最初は慣れの問題かとも思っていましたが、一向に変わることなく、むしろ孤立感が増えるばかりになり退職を決意しました。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。
おそらく、鬱だったのかもしれません。
仕事に対して、まったくやる気が出なくなっていました。
仕事以外でも、ゲームはおろかマンガやアニメ、映画までもまったく興味が失せていました。
あれだけ夢中だったものが急に冷めてしまい、なんだか心にぽっかりと穴が空いた喪失感のような気持ちで、あまり周りを気にする気も起きませんでした。
また、参加中だったプロジェクトにも、欠員はすぐ補充されるため特に気にするような環境ではなかったからだと思います。
それよりも、一刻も早くこの環境から逃れたいという気持ちの方が大きかったんだと思います。
退職を相談したところ、かつての同僚や上司とは仲が良かったので、気持ちをわかってもらえました。
会社の法的存在が、間違っている。
男性 会社員 退職する年齢:35歳
罪悪感なし
体験談
会社員では、グレーゾーンと呼ばれる合法と違法の狭間のもやもやしたことにかかわることが多い。いつ、とかげの尻尾きりにあるか戦々恐々しながら、仕事に従事しているのは、ストレス以外のなにものでもない。理不尽なことをいう上司の無能ぶりも当時は、腹がたって仕方がなかった。そのようなことがあるうちに、体を壊し退職に至った。当時のかかわりのあった人間に対しては、腹が立つ以外の感情以外はない。同様な理由で、や辞めていく人があとを絶たなかった。そんな状況でも、法人はあり続けるのだから、日本はおかしな国だと思っている。いつまでも、ブラック企業がなくならないのは、国責任ではないかと思うこともある。今でも、思い出すと腹がたつ。
罪悪感がない理由
常識的に考えても、まったく非がない以上、後ろめたいことはなにもない。法律的に考えても、まったく非がない以上、後ろめたいことはなにもない。倫理的に考えても、まったく非がない以上、後ろめたいことはなにもない。どう考えても、まったく非がない以上、後ろめたいことはなにもない。一方的に、擁護される会社という存在に、おかしな点しかないから、なにも罪悪感はない。会社というかさをきていばりちらす上司に、おかしな点しかないから、なにも罪悪感はない。この世の理不尽としかおもえないので、おかしな点しかないから、なにも罪悪感はない。だれがなんと言おうと、おかしな点しかないから、なにも罪悪感はない。むしろ、罪悪感を覚える人にどうしてと聞きたい。
30代でやっと退職を決意した私のこれまで
男性 会社員 退職する年齢:34歳
罪悪感なし
体験談
高校卒業と同時に就職した会社に15年以上勤めていました。入社して1年も経たないうちに「自分にはこの仕事は合わない」と実感していたため、3年目の春に退職願を提出しました。ただ、その時はまだ20代前半で仕事の全容もよく理解できていない年代だったので上司に引き止められ、結果的に思いとどまりました。そこから惰性で10年以上、転勤を繰り返しながら仕事を続けてきましたが、30代になり、自分の人生についてもう一度考え直した時、「やっぱりこの仕事を続けていても楽しくない。給料や待遇は良いけれど、定年まで続けられる熱意はない」と確信し、思い切って34の冬に退職を申し出ました。その日から有給休暇を取り、全て消化しきった日に退職しました。理解のある上司と規模の大きい会社だったからこそスムーズに退職できましたが、自分に合わないと感じつつも退職しなかったこの15年間は、完全にお金のためだけに時間をかけていたんだというむなしさを少し感じました。ただ、後悔は全くしていません。お金に困らない生活ができていたのは事実ですし、それ自体はとても幸せなことだったと今は思うからです。
罪悪感がない理由
お客様のために働くのが仕事ですが、同僚や上司からの評価のためには働いていなかったからです。自分が会社を辞めても変わりは他にたくさんいますし、むしろ私は会社の仕事との相性が良くなかったため、会社にとっても私のような合わない人材を雇い続けるのは不幸だと考えています。もし私が経営者側だとしたら、その人に合う転職先を紹介してでも辞めてもらいたいと思います。無理矢理とまではいかなくても、かなり強めの動きをとるでしょう。なぜなら、利益に貢献しない社員は会社にとって損失だからです。働かない人のために多大な人件費をかけるのはもったいないですし、そういった社員を野放しにしている経営者側の責任も問われます。規模は違いますが、家計管理に置き換えれば、利用していないサブスクを契約し続けていることがもったいないと思う感覚と似ています。
隔たりなく声を聴き改革する必要性
女性 会社員 退職する年齢:47歳
罪悪感なし
体験談
毎日のように納期に追われ続けて、同時に色々な業務が常に並行してあった。電話も頻繁で、受話器を置いたらもう次の電話が鳴るというくらい受電が多く、その対応だけでも手を取られて業務が進まなかったりもした。毎日気が休まることがなかった。社風なのか、個人の資質なのか、いまだに昭和気風な上司がおり、度を越えた叱責があったり、とても続けていこうと思える環境ではなかった。意地の悪い人も多かった。離職者も多かったと記憶している。自分がいた部署も退職していく人が続いて、人数が減れば業務負担が更に増えるのは必然で、新しい人を入れても続かない、または育つには時間がかかる、といったことのスパイラルだった。激務で対人関係も悪い職場なので退職した。
罪悪感がない理由
業務が大変なのは、どこの会社に行っても多かれ少なかれあると思うので、それは仕方がない部分があるけれども、その状況に対して抜本的な改革をしないのは企業、経営者の落ち度も大きいのではないかと思っている。現場の声に対してきちんと傾聴する姿勢が上の人にないため、上の人の鶴の一声で何もかもがひっくり返ったりするようでは、社員の総意ではなく、いわゆるお偉方のワンマンになってしまう。改革も進まないし、社内の風通しも悪くなるし、トップダウンで創意工夫が成り立たない。良くない社風はきちんと是正されるべきだと声を上げても変わらなかったので、自分自身はできる限りのことはしたと思っているので、罪悪感というほどのものはなかった。
ブラック企業からの生還
女性 会社員 退職する年齢:25歳
罪悪感なし
体験談
会社は、日本企業でしたが、上司が韓国人男性でした。文化の違いもあるのだろうとは思いますが、非常に気分屋で感情的で、何とも扱いに困る性格の人でした。言っていることが首尾一貫しておらず、自分が言っていた約束を反故にしたり、機嫌が悪い時には、普段はなんてことないようなちょっとしたことで激高し、怒鳴り散らしてイスを蹴飛ばしたりするような感じでした。私ももう一人の女の子もかなり精神的にきつかったです。今思えば、この人もちょっとうつ病や双極性障害などを患っていたのかなとも思います。あるとき、もう一人の部下の子を、稟議が下りていないのに、自分の独断だけで、その子の自費で海外出張に行かせたりしました。何かあったときにどう責任を取るつもりなのか、もう組織として崩壊している、このままここにいるのはヤバいな、という危機感から退職を決意しました。
罪悪感がない理由
辞めようと思ったときも、辞めた後も、罪悪感は全く沸き起こりませんでした。毎晩終電で帰ってくるような状況でしたので、親も心配しており、ようやく辞めてくれたか、といった反応でした。当時は「ブラック企業」などといった単語もない時代でしたが、ニュースでそういった事例が取り上げられるようになり、自分がいたところがまさにブラック企業だったんだなと後から気づくような感じでした。罪悪感が沸くどころか、日が経つにつれて、本当に辞めてよかったという気持ちが強くなっていきました。数年後、当時の韓国人上司からハングル文字で手紙が届きました。私は読めないので、転職後の会社の韓国人の同僚に読んでもらったところ、どうやら反省と謝罪の意味合いの文面だったようです。それを聞いても特に何の感情も沸き起こりませんでした。会社を辞めるのってすごく勇気がいりますが、その決断が必要な時もある、と思いました。
特に未練もない退職経験
女性 主婦 退職する年齢:26歳
罪悪感なし
体験談
仕事業務がかなりハードでなかなかお休みがもらえなかったこと、職場の人間関係に悩みをもっていたことがきっかけで退職しました。私の働いていたホテル業では、365日24時間営業なので、決まった休みが取れません。その上、有給にたいする説明は有給をとる習慣も一切ないので、働いていた当初は有給という言葉すら、恥ずかしながら理解していませんでした。休憩時間は1時間とるのが規則でしたが、15分程度で昼食を急いで食べて、職場に戻る毎日が続きました。年末になると、仕事量もぐんと増えて、休日出勤は説明もなく当たり前、残業もかなりの時間していたと思います。職場の人間関係も決して良いとは言えず、プライベートなところでも人間性を否定するようなことを言われたりしていたため、退職を決意しました。
罪悪感がない理由
罪悪感は正直ありませんでした。それと同時に未練もさほどなかったと思います。ただ、数人私のことを気にかけてくれる上司がいたので、その上司と一緒に仕事ができないこと、期待に応えられなかったことに対しては、残念な気持ちは抱きました。ですが、私はホテル業に入社してから、仕事のストレスで体重が10キロほどやせてしまい、拒食症に近い状態になってしまっていたので、仕事を退職するという選択肢以外何もありませんでした。さらに、私にはかなえたい夢があったので、その夢の実現について考えることが罪悪感を解消した方法になっていたのではないかと今では思います。一度しかない人生のかじ取りは、自分にしかできないので、周りのことを気にせず、選択していくことは大事だと思っています。
大切なのは自分にとってやりがいのある仕事に就くこと
男性 自営業 退職する年齢:53歳
罪悪感なし
体験談
34歳の時に退職しました。元々就職したかった会社でも業種でもなかった(他の目的があった)こともあったので、辞めることに全く迷いも躊躇も罪悪感もなかったです。むしろ1秒でも早く辞めたかったので辞めた時はとても清々しい気持ちになりました。「こんなに簡単に辞めることができるのならもっと早く辞めておけばよかった」とさえ感じました。あとここで学んだ教訓というのは、やはり仕事というのは自分が興味あること、やりがいを感じられることをやらないといけないなとつくづく感じました。興味もない仕事をやっていてもそれは単なる時間の無駄に感じてしまい、サービス残業や給料の安さの方に目が行ってしまってストレスだけが溜まることになってしまうので。
罪悪感がない理由
罪悪感は全くなかったです。有休消化も出来ないような会社だったので、業務の引継ぎなどもあったためにギリギリまで働かされたような不穏な気持ちになりました。むしろどちらかというと「働いてやった」ような感覚さえあったので、罪悪感どころか清々しました。むしろ反省したこととしては、やはり仕事というのは自分が本当にやりがいのあることを選ばなければいけないなと思ったのと、そのために就職する準備段階から真剣に色々と調べたりしなければいけないなということです。もっときちんと業界のことを調べたり自分にとってのそこでのやりがいとかをきちんと考えた上で就活すべきだと感じました。就職というのは一度入社してしまうと数日で辞めるということはできませんので。
反省はしても後悔はしない転職をすることが大切
男性 会社員 退職する年齢:27歳
罪悪感なし
体験談
1歳の娘と妻がいる家庭を持っている状況で転職をしました。
当時は英会話業界で営業職を行っていたのですが、会社の売上が安定していないことに加えて旧態依然の社内環境に不満を覚えていたことも大きな理由のひとつになりました。
入社当時から転職を意識していたのですが、なかなか転職をする決断をできなかったこともあり、先延ばしにしていたのですが娘が産まれて今後育てていかないといけないことを考えるといまの会社にいることに大きなリスクを感じたこともあり、慌てて転職活動を行った背景があります。
社内では中間目標面談前に今後の自分の進路希望をアンケート調査で出す場面があり、その中で退職意向を記載して提出していました。
今になって思うのが、もっと後から転職希望を伝えればよかったと思いました。
退職が決定していたため、心理的にかなり焦ったためです。
罪悪感がない理由
もともと社内への不満が溜まっていたのですが、それらを整理できていたことに加えて自身の生活環境の変化があったことが大きな決め手でした。
社内への不満はただ思っているだけだと転職時に「なぜ転職するのか」ということで悩んでしまうことになるので、自分の不満を可視化することでなにも罪悪感を感じることがなかったです。
そもそも自分の人生は自分でしか責任感を取れないかつ、会社が面倒を見てくれるわけでもなかったためです。
また、娘を今後20年育てていくことを考えたときに旧態依然の会社ではどのみち限界がくると考えていたことと、英会話業界はどんどん自動翻訳やITなどに浸食されて売上が落ちていくことが明らかだったので早く見切りをつけることができました。
去る者追わずの気持ちいい退職
女性 自営業 退職する年齢:28歳
罪悪感なし
体験談
当時の私は、何となくこのままで良いのかなと言う漠然とした不安感を抱えていました。特に今務めている会社が嫌という訳では無いのですが、淡々と日々を消費して行っているような感覚でした。世の中には起業してバリバリ働いている人もいて、そういう人と比べると自分は何もチャレンジしていないと思ったのです。思い立ったら吉日。私は自分の道を探すために今の職場から離れてみようと思いました。もともと、他に興味のある分野が有ったので、そちらに挑戦したかったのです。退職を上司に伝えた際、少し驚いた様子でしたが、意外と私くらいの年齢で他の道に進む人は多いのだそうです。社交辞令でしたが頑張りなさいよと背中を押してもらえて、想像以上にすんなり退職できてしまいました。今までお世話になった感謝と、これからは1人でやって行かなくてはと言うプレッシャーで身が引き締まる出来事でした。
罪悪感がない理由
もともと、何か大きな仕事を任せられていた訳では無く、手順を覚えてしまえば誰でもできる業務を任せられていたからです。私が退職しても、代わりの人間はいくらでもいると言う気持ちがありました。現に、新人で入ってきた子が何人かいて既に業務に取り掛かっていました。仕事ぶりは真面目で、すぐに私の仕事を任せられると思いました。また、退職を伝えた際に大して引き止められなかった事も罪悪感がない理由です。もし、思いきり引き止められていたら、私が辞めたら会社に迷惑かな?と罪悪感を抱いたでしょう。しかし、現実はそのような事ほとんど無く、去る者追わずの状態でした。私自身、その会社にそこまで思い入れが有った訳でもないので、心置きなく辞めることができました。
私には最高だった転職
女性 自営業 退職する年齢:25歳
罪悪感なし
体験談
短大卒業後、3年間損害保険会社で事務職に従事しましたが、仕事に対するモチベーションの低下や将来の不安から、転機を迎えました。自己成長や新たな挑戦への渇望が高じ、異なる分野での経験を求め、現職を辞める決断をしました。これは新たなキャリアパスを模索する一歩であり、自分の目標に向かってスキルや知識を向上させるための挑戦と捉えています。
その後、新たなキャリアとして雑誌編集に転職し、日々が充実しています。クリエイティブな環境でアイディアを形にする喜びや、様々なトピックに触れることで刺激を受け、成長を実感しています。チームワークが重要な職場で、共感と協力に満ちた雰囲気が、仕事への情熱を一層高めています。この新しい挑戦は、自分の才能を開花させ、やりがいを感じる毎日を過ごしています。
罪悪感がない理由
転職に罪悪感を感じない理由は多岐にわたります。まず第一に、自分の幸福と成長が最優先であり、新しい挑戦は個人の充実感を高めます。また、過去の経験は宝となり、新しい職場でそれを活かすことは積極的な貢献となります。転職はキャリアの進化であり、自分自身のニーズや夢に向けて進む健全な選択と言えます。最終的には、自分の人生において満足感を得るために、新たなステップを踏むことは理に適っていると思います。
転職する際、罪悪感を感じずに前進することは、自分の成長と幸福を追求する自然な一歩だと感じました。もちろん過去の職場での経験は貴重な学びであり、新しい挑戦は自分のキャリアに新たな次元を加えます。今まで新人の私を育ててくださった職場関係者への感謝は計り知れません。だからこそ、快く送り出してくださった周囲の期待に応えるだけでなく、自分自身の夢や目標に向かって進むことは、満たされた人生を築く手段でもありますり転職は成長とポジティブな変化をもたらし、自分の価値観やスキルを最大限に生かすための素晴らしい機会と捉えています。
前向きな退職経験。会社と個人の両方にとって明るい未来の選択。
男性 会社員 退職する年齢:26歳
罪悪感なし
体験談
友人が福岡でカフェを始めたいといっており、東京で会社員をしていた私は、会社を2年で退職し、縁もゆかりもない福岡に移住しました。東京での仕事は非常に過酷で毎日終電で帰宅する日々を過ごしていました。「こんな人生で本当にいいのだろうか」と思いながらも3年は頑張らないとという気持ちで働いていたのを今でも覚えています。そんな時に「一緒にカフェをしよう!」と言ってくれた親友からの誘いは、私にとって救いでもあり、大きな希望でした。人生一度きり、日本国内であれば餓死することもない時代、そういうふうに思い移住し、新たなるスタートを切ろうという気持ちでいたことを覚えております、結果として非常に良い決断だったと感じています。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。多少の不安はありましたが、それ以上にいまのままの生活を続けていては、ダメな気がするという気持ちのほうが大きかったと思います。両親に対しても、この決断をすることがどうみても自分にとってより幸せな選択だと思っていたため、罪悪感を感じずに、伝えることができました。会社に対しても、罪悪感はなかったです。終電まで毎日仕事をしていると感覚がマヒしてきて、自分の中でも良いパフォーマンスで仕事ができていたとは思いません。むしろ私以外の人が私の仕事をしたほうがより効率的に回せる気がしてましたし、成果もだせるような気さえしており、自己肯定感が非常に落ちておりました。実際、私がいないほうが会社にとってもいいに違いないと思っていたので罪悪感はなかったのだと思います。
新生活へ向けての退職
女性 主婦 退職する年齢:42歳
罪悪感なし
体験談
子どもが生まれてから3歳ぐらいまでは時短で、その後はほぼフルタイムで勤務していましたが家庭との両立に悩み、就学を機に退職しました。学童に預けて働くためには、会社に再び時短を交渉せねばならず同僚にも負担をかけてしまうので言いづらかったです。子供のことに関しては夫が全く当てにならずワンオペでやっていたので心身ともに限界で、どれも集中できない状況になり仕事への意欲もどんどん失っていきました。コロナの影響もあり職業上自分も家族も感染してはいけないというプレッシャーもかけられ、おのずとプライベートでの行動も縛られていくことが我慢できなくなりました。子育てに集中したい、自分の心身を健康にしたいということを夫と相談し退職を決心しました。
罪悪感がない理由
仕事に関しては迷惑がかからないように段取りして辞めたし、もう充分我慢してきたので名残惜しさも全くなく退職できてスッキリしました。仕事をしていた時の生活は、私が常に時間に追われて疲れてイライラしている状態が多く子供の遊びにも付き合ってあげられないことが申し訳なく感じていました。退職後は夫と子供のサポートに集中でき、家事の合間に自分の時間も充分にあるのでとても幸せです。収入は減りましたが心身が健康になったと思います。食事が美味しいとかんじること、夢でうなされずに朝まで眠れること、子供とたっぷり向き合えること、家のことをしたい時にできることなど、幸せだと感じることが多く本当に良かったと思っているので罪悪感はありません。
もっと早く退職を決意するべきだった
男性 会社員 退職する年齢:25歳
罪悪感なし
体験談
当時実家に住んでおり、近くの量販店でアルバイトを高校~大学卒業までしており、そのまま正社員として雇用してもらいました。休みが不定期で周囲の友人などとも休みが合わずあまりプライベートの時間が作れないこと給与面でも大学初任給平均で入社しましたが昇給もあまりなく、賞与も夏と冬とで年2回は出るのですが1か月あるかないかぐらいの金額でした。職場環境も悪く、教育についても特になく、最初から責任感のある仕事任せられて自分で問題などが発生した場合は解決するしかなく、割に合わない仕事であると考えながら4年間同じ職場で働きました。今思うともっと早く退職をしておけばよかった、大学生時代に就職活動をまじめに取り組んでおくべきだったと反省しております。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。なぜ罪悪感がないかと言うと退職を会社に伝えたところ、引き止めを受けましたがお断りを入れた所、後任が決まるまで決まらなければ今いる社員に引き継ぎ業務をする期間をもらえないかと相談を受けました。3ヶ月と言う期間を設け、1か月以内に後任が決まらなければ2か月目には引継ぎ業務を開始する事で3ヶ月が経過した時にはなにがなんでも辞めますと伝えました。結局、新しく後任の社員は入社せず、先輩社員に業務を引き継ぎ退職を致しました。少し話はずれるのですが、職場に不倫相手がおり、退職のタイミングで関係を終わらせました。良いタイミングだったと思うので自分的にはとても円満な退職だったと思います。
もう二度とあの職場には戻らない
女性 会社員 退職する年齢:23歳
罪悪感なし
体験談
私は大学を卒業して新卒で入った会社を1年弱で退職しました。原因は上司からのパワハラで鬱状態になったことです。当時店頭接客に出ていて仕事自体はしんどくはなかったのですが、いわゆるお局のことぁるごとに理不尽な注意、要求、休みのシフトもお局が勝手に新卒は一番最後に決めてろくに休めない、繁忙期の残業午前様は当たり前、毎日何時に終わるか分からない、休みもお局の気分によってとれるか取れないか分からないという状況に徐々に精神的に追い詰められて朝仕事に行く、店の前に行くだけで涙が出てくるようになりました。夜も過食を繰り返し肌はボロボロ、体重も増加してそんな醜い自分にさらに嫌気がさしての悪循環でした。最終的に精神科に行って診断状を書いてもらいその日にそのままお局につきつけて退職に至りました。
罪悪感がない理由
罪悪感が無かった理由はまず自分より一つ上の先輩も自分が辞めるちょっと前に同じ理由で退職していたこと、毎日とにかくしんどくて全てが理不尽な世界で生きてきたんだなと辛くなって周りの親や彼氏、友人に相談してから気づいたことが一番大きいです。後は家の近所が理由として配属された店舗が厄介者の流れ着く先であったこと、お局がまさにその象徴らしいと他店の同期に聞き「あっ本当にそれ、今思えば本当に運が悪かったんだな」と思うようになったからもあります。またその後に勤めた会社がとても良く、雲泥の差を感じたことも罪悪感がなかった理由の一つでもあります。それらをひっくるめとにかく自分は悪くなかったと実感して罪悪感はありませんでした。
パワハラの酷い職場で自殺未遂して退職を決意したのは正解
女性 団体職員 退職する年齢:45歳
罪悪感なし
体験談
退職を決めたのは自殺をしようとして、思い留まり、「今の職場を辞めるという方法があるんじゃないか」と思いついたからです。パワハラやモラハラのひどい職場で、新しい人がなかなか入ってこず、45歳で辞めたときも、私は「お若い人」呼ばわりされて、年配者がやりたがらない雑務を全部押し付けられていました。雑務は押し付けるのに、必要な情報は共有させてもらえません。知っておかないといけないことを知らなくて失敗すると叱責される。そんなことが積み重ねられ、精神的に不安定になったら、「更年期障害じゃないの?生理まだある?」と人前で聞かれました。侮辱された気がしました。睡眠障害が酷くなり、過換気症候群も発症しました。そして、ビルの屋上から飛び降りようとして、寸前で思い留まり、退職しました。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。退職を決意してからは、「私は正しい選択をした」という満足感を覚えました。上司から「年度途中で辞めないように」と言われて、退職を決意してからも4カ月その職場にいましたが、「こんなところと、もうすぐオサラバできるんだ」と考えると、うっとうしいことも我慢できました。でも、精神的に疲弊していたようで、職場に通い続けるだけで精一杯でした。退職した後のことまで考えたり、次の仕事の準備をしたりできませんでした。それどころか、退職してから漸くメンタルクリニックに行く気になり、診察を受けたら不安障害を患っていることが分かりました。不安障害の治療を受けながら、パワハラの酷い職場を離れられたのは正しい対処方法だったとあらためて思いました。
病院で働いて病んだ話
女性 会社員 退職する年齢:30歳
罪悪感なし
体験談
医療事務をやっていて、患者さんが多いのと、傷を見ると自分まで同じところが痛くなって退職するまでほとんどご飯食べるのを受け付けなくなるレベルで精神を病んでしまって、メンタルクリニックに行くくらい酷くなっていた。
患者さんの数は一日に100人くらいで来ないでと毎日祈っていた、仕事がとてもハードなのに給料も低くて当番医があったりボーナスも出ないくらいのブラックな職場だった。
皮膚科なんだけど皮膚科は看護師が普通いるみたいなのに自分のところは手当もやっていてそれを話してたら、ほかの皮膚科には看護師がいて医療事務にやらせるのはおかしいと言われてた。
その仕事を辞めてからは食欲も戻って元気になりほかの仕事をした。
罪悪感がない理由
罪悪感は全くない。
辞めれてせいせいしたし、夢の中で患者に追い回されて泣く夢を見たレベルで精神病んでご飯も食べれなくなって4ヶ月で7キロ痩せたくらいに病んでしまってたから嫌なことから解放されてスカッとした(でもリバウンドしてその後3kg太ってしまったけど)
その後コロナで倒産してしまったけど正社員として働けたし、このまま皮膚科の仕事を無理にでも続けていたら病院に入院していたか最悪の場合死んでいたかもしれない。
親はやめるなと言ってたけどほかの周りの人はとても心配してくれてやめるって言ったら良かったねと言ってくれた。
今はメンタルクリニックに行くこともないし食欲も戻って普通に生活をしているしその頃よりも綺麗に痩せて今の仕事も頑張ってやっている。
逃げる勇気ー無理して仕事を続けないー
男性 会社員 退職する年齢:33歳
罪悪感なし
体験談
保育士の学校を卒業した後にとある社会福祉法人に就職した。保育士を持っているので当然児童福祉関連の部門に配属になると思っていたが、なぜか重度の障がい者(成人)が入る施設に配属された。その時点でだいぶモチベーションが低下してしまった。
とりあえず仕事を始めたものの、直属の職員に思いやりが全くなく利用者さんを馬鹿にしている態度も見られた。とは言っても入ったばかりの私には意見することもできずにただ見ているしかなかった。
私への指導態度も極めて悪く、何をやっても嫌がらせのように注意を受けたりパワハラと言っていいものだった。就職して3ヶ月ほどでメンタルがやられ始め、精神科に通うようになりうつ病一歩手前くらいになったので、限界を感じ退職を選んだ。
罪悪感がない理由
罪悪感がなかった理由は私に非があるとは微塵も思わなかったから。そもそも保育士を取得して入職をして、勉強したことも経験したこともない畑違いの部署に配属すること自体が納得いかないし、その判断が理解できなかった。(ちなみに入職前からこの法人にボランティアとして働いた経験がありボランティア先は児童館だったので当然児童系の施設に配属されるものだと思っていた。面接でもそのことを話しているし。)
さらに配属先の直属の上司が本当に酷い人たちだった。私としては真面目の仕事をこなしていたし、周りから見ても私の扱いが酷いように写っていたようで、メンタルがやられた時には「見ていて可哀想だった」と思っていた人が多数いた事がわかった。(それだったら助けて欲しかったが)
そういう状況だったので自分が潰れる前に退職しただけなので罪悪感は一切ありません。
ただ短期間で辞めることについては今後の事とかも考え少し悩みました。
悪い奴には、天罰が下る。神様は見ているのだ。
男性 会社員 退職する年齢:68歳
罪悪感なし
体験談
親の介護が一番の理由だが、辞めた会社の社長は、二代目のボンボン。人を見る目がなく、ホイホイとすり寄ってくる奴しか信じないし、待遇もよくしない奴だった。そんな奴らが幅を利かして、まじめな奴を追い出そうとする。おまけに汚職までする。銀行が、この社長では投資はできないということで、友人だった人が社長になった。この人ならば・・と思ったし、事実、会社内が変わりつつあったが、体調を壊し、会長になってたボンボンが、また社長になった。当然、前に戻った。転勤以来で、北海道に戻ったが、地元とは少し違う場所だった。やはりこの支店も、変な奴が支店長で、どこの支店も、長はおかしな奴だった。新規で支店を作るということで、そこに転勤になったが、トップに就いたやつも、汚職をしていた。そんな時、母が亡くなり、痴呆の父を一人にはできない状況になり、かつまた、私を追い出そうと策略していた経過もあり、それに乗った形で退職した。
罪悪感がない理由
辞めたくてしょうがなかったこともあるし、こんな会社で頑張ったって、評価も得られない。社長にスリスリする奴らは、悪い話しを作って報告しかしていないから、私の評価は悪かった。売り上げを上げても、上の奴らの評価にしかならず、本当にしょうもない会社だった。それが証拠に、新しい支店は閉鎖になったとか。当然、仕事もしない奴らが、上に立ってるのだから、売り上げなど伸びる訳もなく、汚職を密告されて、新しい支店長はクビになったとも聞いた。罪悪感などみじんもなく、むしろスッキリした。余談だが、北海道で汚職やまじめな奴を追い出す中心人物の娘が、交通事故で亡くなった。高校生で6人、酒に酔っての事故らしい。この話しを聞いて、悪い奴には天罰が下ると思った。ざまぁみろ・・というのが本音だった。
他の人が会社都合で辞めていくなか、自己都合で辞めました
女性 主婦 退職する年齢:27歳
罪悪感なし
体験談
当時はベンチャー企業で、役員付きの事務員(イメージ的には秘書のようなもの)をやっていました。リーマンショックの余波で会社の業績は落ち込んでいました。私が議事録をとる役員会議で、リストラ候補の社員が数名あげられました。私と同じ部署で仲良くしている社員も候補に入っていましたが、本人に勧告されるまでの1か月、私と役員だけが知っているという状況に苦しみました。結局、同じ部署の社員はリストラされ、私が付いていた役員も業績不振の責任をとって退職することになりました。リストラされた社員の仕事が私にまわってくるということと、付いていた役員が変わることで仕事内容も多少変わること、また早期退職社員を募っていたこともあり、退職を決意しました。
罪悪感がない理由
罪悪感はありませんでした。その時にちょうど早期退職を募っていましたので、辞めやすい雰囲気でした。周りの社員も私のおかれた状況を理解してくれていたので、辞めるのは仕方ないと言ってくれる人が多かったです。付いていた役員も同時期に退職しましたので、誰かに引き継ぐような仕事もありませんでした。マニュアルに残せるような内容の仕事ばかりではありませんでしたので、もし誰かに引き継がないといけない状況であれば、罪悪感はあったかもしれません。自分が辞めることで誰かに迷惑がかかる状況だったり、仕事に損失を出した責任をとっての退職だったり、プロジェクトの途中での退職だったりすると罪悪感がうまれるのではないでしょうか。
まとめ:退職するときに罪悪感があっても大丈夫
この記事を読んだあなたは、罪悪感に苛まれているかもしれません。
しかし、体験談を読んでもらってわかる通り、罪悪感があった人でも解消してその後の人生を歩んでいる人がほとんどです。
根本的に罪悪感を解消する方法は、このサイトでも複数紹介しているので、ぜひ読んであなたの未来を明るいものにしてください。
カンタンですが、科学的に正しい罪悪感の解消方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
こちらもCHECK
-
-
あなたを苦しめる罪悪感を消す方法 |罪悪感をコントロールし手放す7つの対処法
「罪悪感で心がいっぱいです...」 「罪悪感と苛立ちで涙が止まりません」 「罪悪感の打ち消し方を教えてください」 恋愛・家族・仕事で、罪悪感に苛まれることは誰 ...
続きを見る