この記事は、部活をサボった際の罪悪感についての体験談を集めたものです。
様々な背景や状況での部活をサボった経験が紹介されていて、それぞれの体験者が
・どのように罪悪感を感じ
・どのようにその罪悪感を解消しようとしたのか
が詳しく語られています。
考えさせられるポイントとしては、3つあります。
ポイント
・部活をサボった状況はどのようなものか?
・罪悪感を感じる人と感じない人の違いは何か?
・どうすれば部活をサボった罪悪感が解消されるか?
他人の経験談を読むことは罪悪感の解消に効果的です。
他の人の意見を取り入れることで、自分の状況を客観的に見ることができます。
あなたがもし部活をサボったことに関して罪悪感を感じているのであれば、似たような経験を持っている人を見つけてヒントをもらってみてください。
部活をサボったときに罪悪感があった人の体験談
部活動の練習に対する現実逃避
女性 無職 部活をサボった年齢:21歳
罪悪感あり
体験談
友人と遊びに出かけるために休んだことがあります。特に休む理由は伝えずに休んだので、気持ちは楽でした。
部活動は音楽系で週に3回活動があり、本番も近くなく、個人練習の時間が多かったため、休んでも問題ないだろうという気持ちでした。友達と遊ぶ回数のほうが一週間の中では少ないと思ったため、部活を休むことを選びました。他の部員も多々同じような状況で休む部員もいたため、お互いに認め合っている行動でした。しかし、本番が近くなると、全体で合わせたりすることが多いので、欠席する人がいると周りに迷惑がかかってしまい、合わせたときに新しく変わった箇所などの共有を後でしないとならないので、やることが増えてしまい負担になってしまいます。
罪悪感を解消した方法
全体練習の際の欠席は罪悪感がありました。もう休んでしまっているのだから仕方がない、今この瞬間に集中するべきだと自分に言い聞かせたり、一回部活のことは忘れるようにしていました。さらに、あとで仲間から共有してもらった改定箇所などの部分をしっかり確認しておくことや、自分のできる範囲で復習、練習しておくことで休んでしまった分を取り返そうとしていました。
その次に練習に参加したときは休んだことについて軽く謝り、休んだ理由などを深く聞かれることは年齢的にも大学生なので無く、気持ち的には罪悪感は少ないほうです。みんないろいろな理由でサボることはあるので、お互い様だというような気楽な感じでやっていました。そこは運動部のようなかっちりした部活ではなかったのでよかったところです。
バレバレだった嘘の代償
女性 主婦 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感あり
体験談
かなり強豪の部活に所属していました。練習はとても厳しく、休みも全くなかったため、部内の同学年みんなで相談してサボってしまおう!ということになりました。ただ、後々のことを考えると無断で休むのはリスクが大きいと思ったので、1人ずつ監督の所へ行き「休むこと、休む理由」を言いました。12人中、6、7番目に行った私は「ふ~ん」という何もかもお見通し的な監督の返事と顔にビビりながら「体調が悪いので今日は休ませてください」と震えながら言いました。私以降の仲間たちも順番が後になればなるほど状況は悪くなっていったようです。大人になってから思えば誰がどう見ても怪しい、嘘丸出しですが、あの時の我々は必死だったと思います。
罪悪感を解消した方法
前述の通り、みんなで休むことを監督に伝えに行きましたが、結局ビビってしまい私を含めた半分ほどの仲間は「やっぱり見学します」ということで、プレーはしなかったもののボール拾いや準備や片付けなど雑用をしながらグラウンドにいることでなんとなく罪悪感を紛らわせることにしました。「体調が悪い」と言った手前、具合の悪いお芝居もしつつ、雑用をこなすのがとても大変でした。監督の視線もこわく、全てを見透かされているようで、大人になってからも、その時の事がかなり印象的すぎてちょっとした嘘をつくことも出来なくなりました。そのようなことを考えると、結局罪悪感を完全に紛らわせることはできない、できていないのかもしれません。
罪悪感に対する対処法
女性 会社員 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感あり
体験談
中学二年生の頃、ソフトテニス部員としてほぼ毎日活動していましたが、生徒会に入っていたこともあり積極的に活動することは少なくなりました。そしてしばらく行かないうちに人間関係に問題が生じ、だんだん辛いと思うことが増え、塾があるから、体調が悪くてなど理由をつけサボるようになりました。その時までの私はサボる=罰が待っていると思い込んでいたため、こっぴどく怒られるんだろうと思っていましたが、顧問が優しかったためか、1回も怒られませんでした。
その時の感情として、少し寂しさを感じました。まだ怒られた方が必要とされている実感を持てたんじゃないかと思うからです。
やると決めたことを諦めたらそこまでであって、人生は何でも自分から仕掛けていかないと何も成長しないんだなと学びました。
罪悪感を解消した方法
一言で言うと、逃げずに考える事です。私の場合はですが、罪悪感は自身の判断ミスによるものが多かったです。罪悪感を感じるきっかけがあり、真正面から対処せずに逃げていると罪悪感が生まれてくるような気がしています。私の場合は、部活をサボる(逃げる)→歯車が回らなくなる→さらに逃げたくなり余計にサボる…という悪循環に陥り、次第に諦めグセがついて行きました。
でもちゃんとどこかで真正面から考えることをしていたら結果は変わっていたかもしれないと思います。みんな思春期だったので単純に考えたところで解決できる事柄ではないかもしれませんが、自分と見つめ合い成長するチャンスを逃してしまったと思います。
今も罪悪感に駆られることはありますが、その度に最適格を探し判断し実行できるようになれば罪悪感から解放されると思っています。
サボった1日はサボらかった1日よりも苦しい
男性 会社員 部活をサボった年齢:16歳
罪悪感あり
体験談
高校時代に運動部に所属していましたが、初心者のため大会には出られない時期がありました。
大会が開催される日、応援のためだけに大会会場に行くのが億劫でその日は仮病を使って休みました。
顧問に連絡をいれた直後から、大会に出る人も出ない人もみな隙間の時間に心配して電話やメールをくれましたが、罪悪感からすぐには返事が返せませんでした。
もちろん大会自体は私がいなくても全く問題なく終わり、結局残ったものは罪悪感と孤独感だけでした。
翌日もみな心配して声をかけてくれましたが、そうなればなるほど自身の罪悪感は大きくなり、私だけが大会に参加しなかった孤独感も募ります。
結局後日皆に正直に謝罪しました。
誰も私を責めませんでしたが、それもまた罪悪感と孤独感を高めるものでした。
その後はサボることはありませんでしたが、卒業するまでその時の罪悪感は消えることなく、20年たった今でも時おり、思い出すことさえあります。
罪悪感を解消した方法
罪悪感から逃れる方法はないと思います。
私はその日はずっと何をしても楽しいとは思えませんでした。
ゲームをしても集中できず、家の外には出る気にならず、テレビの内容は頭に入りません。
今でも部活の同窓会には罪悪感を持ちながら参加しています。毎回ギリギリまで参加することに迷いがあります。
正直こんな思いをするくらいなら初めからサボらなければよかったと思います。
表面上そのような感情を見せないよう生きてきたつもりですし、同じようにしている人もたくさんいると思います。
しかし、この罪悪感は多分ずっと忘れることができないと思いますし、今までの人生にも少なくない影響を及ぼしていると思います。
初心者から1年で県大会に出られる程度には頑張ったつもりですが、いまだに他人に「私は部活を頑張った」とは言えたことがありません。
サッカー部、本当は嫌だったんだ
男性 会社員 部活をサボった年齢:39歳
罪悪感あり
体験談
サッカー部をさぼった。
中学の時にサッカー部でした。サッカー部に入ったきっかけは仲のいい友達がサッカー部に入ったからです。
私はサッカー未経験でしたが最終的にはレギュラーに入れるかどうかってとこまでいきました。
しかし、私はどちらかといえば長距離派ではなく短距離派だったのでサッカーで走ってるとすぐに体力がなくてしんどくなってきてしまいます💦
それが嫌だったのと、ろくにサッカーのことを勉強もしなかったのでルール自体あまりわかっておらず、ミスしたらチームに迷惑をかけてしまうと失敗したりするのに恐怖感があったことを覚えています。
練習の時はまだいいのですが、土曜日とか日曜に練習試合があるような時はめちゃくちゃ行きたくありませんでした。行きたくないから仮病で体調が悪いから、、、とかって言い訳作って休んでました。
罪悪感を解消した方法
何より仮病を使って嘘をついていたというのがよくないと思っています。いわゆるずる休みであることは確かです。当日は外に出ないようにしてばれないようにしていたと思います。
特に嫌な気持ちになるのは休み明けなどに体調大丈夫?と聞かれても、うん大丈夫って嘘ついて仮病を演出しないといけないとこです。また試合休むために、本当は仮病使っている?って勘ぐられて本当は疑われているかもって気になっていたようにも思います。そういう無駄な考えというか考えたくないことを考えないといけなかった当時の自分からしたら、罪悪感というものを感じていたと思います。
また本当はサッカーそんなに好きじゃないんだって正直に言えもしなかったことにも罪悪感を感じながら友達と付き合っていました。
青春時代の贅沢な時間
男性 会社員 部活をサボった年齢:16歳
罪悪感あり
体験談
高校1年生の頃に部活をさぼりました。当時、ソフトテニス部に所属していてかなり厳しい部活だったのですが、友達と遊ぶ理由でさぼりました。
朝、部活に行く前に顧問の先生に「用事ができてしまったので今日はお休みさせていただきます」と言って休みました。今まで部活を休んだことはなかったので少し罪悪感がありましたが学生だからできたことだと思うので、今ではいい思い出です。部活をさぼって友達と外出して買い物に行っていたのですが学校の生徒や先生に見つからないかハラハラしながら遊んでいたことを覚えています。あまり自分にはさぼるということが向いていないと当時思いました。部活をさぼったのはこの1回だけでもうはらはらしたくないと思いました、
罪悪感を解消した方法
初めて部活をさぼったので少し先生や友達に罪悪感がありました。私が罪悪感を紛らわすためにやったことは、友達と思い切り笑って楽しむことです。もうさぼってしまっているのでいちいち先生や部活のメンバーに罪悪感を抱いたまま心ここにあらずで遊ぶと時間がもったいないと思いました。なので今を思い切り楽しむことにしました。すると部活をさぼっていることも忘れて心の底から笑い、友達と遊ぶことができ、いい青春だったと思います。ばれなければ特に人には迷惑をかけていないので気にする必要はないという精神状態でいることも大切だと思います。人を傷つけた場合は罪悪感を抱いてしまいますが、部活をさぼるぐらいは個人の勝手という側面もあるのでそういう意識を持つことで楽になると思います。
もっと一生懸命になれるものを見つけたかった。
女性 自営業 部活をサボった年齢:17歳
罪悪感あり
体験談
高校時代に部活をサボった経験は何回かあります。吹奏楽部だったのですが練習が厳しく放課後は毎日のこと、土日も基本的に一日中部活があり、大会が近いと毎日夜10時近くまで練習でした。そうなると自分の好きなことに使える時間や友達と遊ぶ時間がないことがかなりのストレスになっていました。元々、部活が好きだったわけではなく、帰宅部だとあまり良く思われなかったので部活に入っていた感じなので大会でも上を目指したいという気持ちもあまりなく、真剣に取り組んでる子たちの熱量にもあまりついていけなかったということもあります。なので時々嘘の理由をついて友達と映画を見に行ったり、遊びに出かけたり、どうしても行きたくない気分の時はサボっていました。
罪悪感を解消した方法
皆んなが一生懸命練習している時間にサボっていることに罪悪感はありました。部内には割と休みがちだった子も居たので、その子よりは休んでる回数が少ないから大丈夫だと言い聞かせたり、部活だけが高校生活の全てではないから自分の人生を考えたら他のことに時間を使うことも必要なんだと言い聞かせたりして気を紛らわせることが多かったです。とにかくサボることは悪いことじゃないと思いたかったです。あとは、サボってしまった日の翌日はわざわざお昼休みに練習したり居残り練習をして、本当は部活に行きたかったけれど昨日はどうしても休まなければならない理由がったんだ感を演出したりして、やる気があるアピールをして罪悪感を紛らわせていました。
今だから言える中学生時代
男性 会社員 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感あり
体験談
中学生時代にサッカー部に所属しておりました。3学年で40名ほどで同学年は20名程度所属しておりました。小学生時代からサッカーをしている任がんが多く、私は友人に誘われて入部しました。周りの練習についていくので精一杯であった事とあまり向いていなかったせいで周囲の人と能力差が大きくなってしまい団体スポーツになるので試合などに出た際に足を引っ張ってしまう事が多々ありました。自然と練習に参加する事が嫌になり、何度かサボった経験があります。またサボった時は自宅にてテレビゲームなどをしておりました。サボる理由としては体調不良がほとんどで部活だけではなく学校を休んだことも複数回ありました。最終的には2年生の時に退部届を提出して部活をやめました。
罪悪感を解消した方法
周囲のせいにして自分の努力が足りなかったのではないかと大人になって思う為。練習をまじめに取り組んでいればもっと上達してサッカーというスポーツが楽しいと思えたのではないかとも思います。その学校はリフティングが100回以上できないとサッカー用のスパイクを使用させてもらえないという意味の分からない決まりがあり、スパイクを履くのに6ヶ月かかってしまいました。自己申告で100回なのでもっと早いタイミングで出来ると言って使用すればよかったと当時思いましたが靴のせいではないと今は思います。部活に誘ってくれた友人に申し訳なかったと思います。交友関係も退部を期に疎遠になってしまったのでそれも含めてダメだったなと思います。
部活と勉強の両立が難しい。
女性 主婦 部活をサボった年齢:20歳
罪悪感あり
体験談
大学生時代茶道の部活をさぼったことがあります。授業の空き時間は、必ず参加するのが暗黙のルールでしたが、大学のレポートや課題に追われて、茶道の部活をさぼりました。2年生になり気のゆるみもあったと思います。部活は大好きでしたが、授業の単位がとれないと、非常にまずい状況になるので、授業や単位を優先していると、年に何回かはさぼっていました。また、ほかの部活も掛け持ちしていたので、その部活との掛け合いもあり、毎回出席できるような茶道部優等生ではなかったと思います。さぼる時もありましたが、友達がしっかりと茶道部を支えてくれていて、私が部活に顔を出すときもいつも笑顔で迎えてくれていたので、最後まで続けることができました。
罪悪感を解消した方法
「大学生の本文は勉強、単位、授業、そして卒業」と自分に言い聞かせることが、罪悪感を紛らわせる方法でした。とても楽しいサークルでも、授業で単位をとれないと茶道部もつづけることができません。その信念で罪悪感を紛らわせていました。また、同じ茶道部の友人もバイトや部活を掛け持ちしていたり、テストでA判定をとれなければ自分を許せない人がいたり、気分がのらないと部活に来ない子もいたりしたので、部活をさぼるのが私自身気が重くならないでいられました。ですが、何より部長・副部長になった友達が「いつでも、部活においで」と笑顔で迎えてくれたことが一番罪悪感が軽くなった方法だったと思います。今思えば、友人に助られていました。
わたしのメンタル調整日。
女性 無職 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感あり
体験談
私が部活をサボった理由は、モチベーションの低下とメンタルがすり減った状態のまま部活に出ても逆にどんどん悪くなってしまうからです。
私は部活の試合などで2回戦目くらいで負けることが多く、モチベーションが下がり続けていました。
そんな中、無理に部活に出続けてもいいことはないと思いました。
一旦、休むことで、気持ちをリセットし、次の日からまた頑張ることができるはずと考えました。
理由は体調不良にしました。
心の不調だとは言えませんでした。
しかし、嘘をつくことも必要だと思いました。
友人にそう伝えて、休みました。
罪悪感はあったけれど、ここで休むことで明日から頑張れるなら、そんなに悪いことでもないじゃないか!などと私は思ったからです。
実際、次の日からはいつも通りの私で、部活競技と向き合うことが出来ました。
罪悪感を解消した方法
多少の罪悪感は、明日からまた頑張る為の休みだから!と自分に言い聞かせていました。
私の場合は友人にも本当のことは話しませんでしたが、もしかしたら友人も仮病を使って休んだことはあったかもしれません。
顧問の教師などに本当のことを言ったら、嘘をつくのはダメなことだとかそこも頑張るべきだと言われていたかもしれません。
しかしそこで罪悪感を抱いても、なんの意味もなさないので、明日からちゃんと頑張れる!私ならできる!と思うことで、次の日から頑張ることで、罪悪感も減っていくと思います。
私は実際にそれで減らすことができ、あの日の罪悪感はもうとっくに消えており、あの日は休んでよかったとまで思えるようになりました。
この経験から、罪悪感は紛らわせるというか徐々に減らして消していくことがいいと思います。
仮病を使ってまでサボった部活
女性 自営業 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感あり
体験談
当時、私はバレー部に入部していました。もともと運動音痴な為、なかなか上達せず顧問の先生や先輩から叱責される事も多かったです。ある日の事、私はどうしても気分が乗らず部活へ行きたくありませんでした。そこで、私は仮病を使いました。保健室へ行って「お腹が痛い」と訴えたのです。その時私は本当に生理中でした。ですのでこの痛みの訴えは真っ当なものだったのですが、程度としては軽く運動が出来ない程ではありません。それをさぞ痛すぎて部活は無理という雰囲気を醸し出し、まんまと早退する事に成功したのです。多少罪悪感はありましたが、それ以上に部活をしたくなかったのです。サボる事の出来た喜びで、帰り道でニヤニヤしてしまったのはここだけの話です。
罪悪感を解消した方法
自分がサボったのは部活が厳しすぎるからだと責任転嫁しました。大人になった今ならとんでもない思考と分かりますが、子供だった当時では心からそう思っていました。「あそこまで叱らなくていいじゃん。私だって頑張ってるんだし」と顧問や先輩たちが悪いと言わんばかりの勝手な言い分です。自分は悪くないというスタンスで罪悪感を紛らわせていました。ですが、本心としてはやはり自分の弱さが分かっているのでモヤモヤ感は残りました。しっかり自分に向き合えなかった当時の未熟さと幼稚さがよく分かります。また、他責によって罪悪感を紛らわせる方法は大人になって行くにつれ通用しなくなって来ました。成長して視野が広がると、嫌でも自分の弱さを見なければいけないので、子供っぽい罪悪感の紛らわせ方が出来たのはこの当時だけでした。
若い時にしかできない経験からの成長
男性 会社員 部活をサボった年齢:19歳
罪悪感あり
体験談
大学2年生の時でした。当時は部道系に所属しており上下関係が厳しい時代でした。2年生にもなり後輩もでき環境にも慣れ始めたことで、活動への不満やわがままが出てきていたと思います。部活直前の授業中に当時流行っていたビリヤードがやりたいと話が盛り上がり、サボって仲間で行こうとう事になりました。当時、活動部員が70名近くおり、常にどこを歩いていても先輩に出くわすぐらいだった為、どうやって学校から抜け出すか問題となり、本来は使っては行けない施錠された裏門を登って帰ることになりました。しかし、警備員にその姿を見つかり大問題となり、結局は部員にも事がバレてしまい、大変怒られたのを覚えています。今から考えると素直に部活を欠席することをちゃんと伝えるべきだった反省しています。
罪悪感を解消した方法
休むという事に対しては罪悪感はありませんでしたが、黙って無理にサボろうとしたことに、今を思い返せば罪悪感と反省はしています。その頃は若さゆえに罪悪感は全くなかったです。当時は4~5人でこの行動を起こしており、叱られたあと、はみんなで反省会を含めて夕飯を食べながら、今度はどうにかして抜け出す方法を考えたり、行動を正当化していた記憶があります。自分勝手ではありますが、自身が4年生となり上の立場になると、サボる部員にたいして苛立ちや叱るなどをしており、なんてわがままな行動を取っていたのだろうと反省をしています。若さは勢いや自分をいいように正当化しようとしていた自身はまだまだ子供だったと思います。社会人になって気づかされる出来事です。
自分が興味のあることを選択すること
男性 自営業 部活をサボった年齢:53歳
罪悪感あり
体験談
元々入った部活の競技が得意だったこともあって強く誘われたというところが経緯なのですが、自分にとってそれに面白さを見出せなかったことと、別の部活の方に興味があったので正直もう部活はどうでも良くなっていたのでサボっていたということがあります。あまりサボっていると角が立つのでたまに出ていたみたいな感じでしたが、正直行くのも苦痛でしたし、何のためにやってるのか良く分からなくなっていたので、最初から入らなければ良かったとつくづく後悔しました。ハッキリ言ってしまえばそういった興味もないことに時間を割くのは時間の無駄とさえ思えてしまうので、部活を通して「興味のないものを選択したこと」をとても後悔して、二度とこういう選択はしてはいけないと強く感じたことを覚えています。
罪悪感を解消した方法
罪悪感は多少ありました。やっぱりサボっていると周りから何か思われますし不穏な空気にもなりますし、そうなるとなおさら部活には出たくなくなりますし、完全に負のスパイラルに陥ると思います。じゃあどうすれば良かったのかというと、やっぱりここは「出発地点」から正すべきだったと思いました。そもそも興味もなかった部活に、いくら周りから誘われたからといって入部してしまうというのはやっぱり良くなかったと思います。あくまで大切なのは「自分にとってどうか」というだけであり、自分の心にまず問いかけるべきだったと感じています。ただこれは大きな教訓でもあり、何か物事を選択するときは必ず「自分にとって興味あるのか無いのか」を必ず自分自身に問いかけるようになりました。
部活をサボったときに罪悪感がなかった人の体験談
天賦の才、鋭利の渙発
男性 会社員 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感なし
体験談
私は小学中学とテニス部に所属していた。
自他共に認めるやる気がない部員だった、ただ才能があったためとにかく実力があった。
大会でも優秀な成績を収め他を圧倒する能力をみせつけていた。
しかし大事なものが私には欠けていた。
そう、やる気だ、とにかく私にはやる気がなかった。
テニス部を始めたきっかけも友達に誘われたからなんとなく入っただけ。
将来テニス選手になりたい!あのかっこいい選手みたいになりたい!
そんな気持ち私には全くなかった。
だから私はさぼったのだ、全くやる気がないテニスに身体も心も力が入らず自然とさぼった。
平日の授業帰り、テニスラケットを持っていってはいたが耐え切れずそのまま帰宅した。
友達には俺帰るわwと軽い気持ちで帰った。
最高の気分だった。
罪悪感がない理由
罪悪感は全くなかった。これっぽっちもなかった。
だが当然私が練習に出ていないことはコーチにも伝わる。
次部活に出た時コーチに怒られた、当然だ。
こなければならない練習になんの連絡もなく欠席したのだから。
ただ私はそこに罪悪感は感じていなかった、やる気がないのだからさぼって当然だろ?
それに私は結果を出している、圧倒的な才能で他を凌駕し誰よりも優秀な成績を収めている。
結果が全て、今となってはこの言葉が当たり前と感じるが、子供の頃は漠然とした気持ちでしか理解していなかった。
だから罪悪感より悔しかった、なぜこの無能なコーチに私はしかられなければならないのか?
私の強さをお前は理解できないのか?なぜおまえはそこまで無能で理解力が低いのか?
私は自身を優秀と理解している。
それを回りに伝える技量が足りていなかった。
罪悪感があったとすれば…その能力の欠如を理解できていなかった所だけだろう。
大学は部活より勉強が大事!大切なモノを守った自分
男性 会社員 部活をサボった年齢:19歳
罪悪感なし
体験談
私は当時、大学1年生の前期の大学野球選手だったのですが、野球部の監督が学業を一切軽視する人物で、それこそ部員に単位を一切取らせず卒業させないで合宿・遠征・リーグ戦に使い倒す方針でした。私は大学に入学したら教員免許を取得したかったのですが、監督は「そんなことする暇があったら練習しろ!」と全く耳を貸してくれませんでした。一応のところ履修登録は監督の目を盗んで行ったのですが、講義の欠席日数が込む日々で、このままでは単位が不認定になってしまうと慌てました。「監督は俺の人生を何だと思ってるんだろう?」「監督は俺達部員を結果を出すための駒としか思っていないのでは?」と怒り、不信感が次第にこみ上げてきました。
罪悪感がない理由
私は部活をサボって講義を優先したことに、それこそ一切の後悔、罪悪感がありません。なぜなら監督にあのまま馬鹿正直に従っていれば教師になるという夢を確実に捨てることになったためです。結果的に私は大学野球での活躍はこれと云ってできませんでしたが、それ以上に人間として大切なモノを守ったという確信があります。大体において、大学の学業を放棄してまで部活を優先するような人間に学校の教師が務まるものなのでしょうか。仮にそのような人間が教師になったとして、果たして学校の教え子に胸を張って指導することができるでしょうか。私としては大学時代当時から、その辺において監督の方針には不満というか疑問というものがありました。
中学2年生バトミントン部で部活をサボった私の体験談
女性 主婦 部活をサボった年齢:13歳
罪悪感なし
体験談
私が中学二年生の時、友達と一緒になって悪いことをしました。
それを部活の先輩や友達などにいられてしまい、友達と一緒になってさぼりました。部活を理由なしにさぼるとたん拾いなどのペナルティや先輩に目を付けられることがありましたが、友達と一緒だったので怖くもなく、校内で遊んでいました。部活が終わった先輩と遭遇してしまい、なぜ休んだのか数人いた先輩たちに問い詰められましたが、先輩たちが怖くて内心ドキドキしていましたが友達が気の強い子だったので適当な理由をつけ、先輩たちからは逃れましたがそのあと顧問に見つかってしまい、何も言わずに逃げたら追いかけてきたので、男性職員だったこともあり、女子トイレに逃げ込みました。その時は追いかけてきた恐怖と友達と一緒に逃げている状況が楽しくて笑っていました。その時にはもう下校の音楽が流れており、いろんな先生たちが集まっていてしまい結局その日は普通に帰りました。次の日顧問kら、その悪いことをしてしまったことに対して見つめなおしなさいということで1か月間くらい部活を休むように言われました。
罪悪感がない理由
悪いことしてしまったことに対しては多少、罪悪感がありますが部活をさぼったことに関しては罪悪感は感じていません。
その理由は、特に誰かにすごく迷惑をかけたということはないからです。私はバドミントン部に入部していましたが、適当な理由をつけて休む人も多かったからです。私の所属していたバドミントン部は女子しかおらず、人数も多く、特に先輩たちが厳しく怖いとされていた部活なので後輩の私たちのほとんどは部活が嫌でした。バドミントンがすごく強かったわけでもなく部活に力をいれていたわけでもないのでさぼるのは先輩たちが少し怖いなということしか考えていませんでした。ただ1か月間の謹慎をくらって学校終わりはいちもその子と遊んでいたので謹慎が終わってからも部活に行きづらく、しばらくの間は休んでいました。
幼少期のたわいもないこと
男性 会社員 部活をサボった年齢:12歳
罪悪感なし
体験談
部活をさぼった経験は小学校のころにあります。小学校のころは、サッカー部に所属していたのですが、おなじサッカー部に所属していた同級生の何人かと、部活動(サッカー部の練習)をさぼることになりました。もう、かなり昔の話なので、忘れていることも多いのですが、部活動をさぼって、みんなで同級生の家で、TVゲームをしてすごしたと記憶しています。みんなでワイワイと遊んでいたので、さぼっているときに、罪悪感はありませんでした。古いかもしれませんが、「赤信号、みんなで渡れば、こわくない」といったところでしょうか。しかし、翌日、部活動に参加するときは、当然、とがめられる可能性があるので、ドキドキしていましたが、さぼった時に、部活動に参加していた同級生からは、冷やかす感じ「昨日さぼったな」といわれたくらいだったので、問題ありませんでした。大人からも何も言われることはなかったので、なにかひきづって気まずい思いをすることはありませんでした。
罪悪感がない理由
さぼったときに、同じようにさぼっていた同級生がおり、自分だけが悪いことをしていたのではないことと、翌日、部活動に参加した時に、さぼった日に部活動に参加していた同級生から、いじられはしたが、なにかをとがめられることはなかったこと、そして、顧問など大人からも部活動をさぼったことに対して、とがめられることはなかった。自分は、翌日に部活動に参加するときに気まずい感じは感じていたが、それを払拭する対応がいろいろな人にあったので、たいしたことではないと自分に思わせてくれた。今でも覚えているのは、その対応が、たぶん、とてもありがたかったからだと思う。相手が、気まずい感じな時には、同様の対応がよいのだと思わせてくれた出来事だったと思う。
顧問の独断でレギュラーを外される
男性 自営業 部活をサボった年齢:17歳
罪悪感なし
体験談
春の大会のレギュラーを顧問が独断で決めたのですが、硬式テニス部で、新しく配属された顧問は、軟式テニスしかやったことがなく、軟式テニスではボレーがかなり大事なんですが、自分はボレーが苦手なのでレギュラーを外されました。実際硬式ではボレーをほとんど使わないこともできるのですが、顧問に理解がなくレギュラーから外れてしまいました。自分は北海道出身なので、高校にも雪が多く積もっていて冬場~春にかけては、少ない時間の体育館練習しかできなく、体育館だと夏の大会はレギュラー戦で決めたのですが、そこで1位を取り夏はレギュラーをとりました。春はその件でかなりいらいらして、レギュラーが決まってから数日さぼりました。
罪悪感がない理由
この問題は、事の全ての発端は、その前の年から新しくついた顧問が、軟式テニスしかやったことがなく、硬式テニスの事情を知らなかったことに尽きると思っています。また、いくら全般的な人手不足とはいえ、よりにもよって軟式テニスの知識しかない人(それならばまだ何も知識がないほうがましだった)を、硬式テニス部の顧問に選んだおそまつな高校側にも、この問題は大いにあると思っています。高校側の事情は知る由もありませんが、もう少し他の人材がいた気もします。そもそもの原因の自分がボレーが苦手という短所は、幼いころからの運動音痴からくるものですが、ボレー自体を使わなければ済む話なので、ある程度は仕方ないと思っています。
他人に優しく生きていく為の修行。
女性 会社員 部活をサボった年齢:13歳
罪悪感なし
体験談
バスケ部でした。田舎の出身であまり素行の良い学校では無かった為、中1で部活に入部した時には2年生がみんな煙草で退部となりいませんでした。
その事から入部してすぐに1年だけでレギュラーやキャプテン副キャプテンを決めることとなります。
私は副キャプテン、ポジションはポイントガードとしてレギュラーメンバーに選んで貰えました。
しかし先程もお伝えしたようにあまり素行の良い学校では無かった事もあり、レギュラー争いからもれた女子からいじめを受けるようになりました。笑
部員全員からの無視に始まり、練習には参加させて貰えず部室ではボールを投げつけられました。笑
監督も見ていましたが見て見ぬふり。耐えられずサボりました。
罪悪感がない理由
上記で説明したように、単純にいじめられていてどうせ行っても部活に参加出来なかった事とまだ子供なので他のバレー部や男子バスケ部もいる中で堂々といじめられているみじめさに耐えられなかった。
その事でだんだんと自己肯定感がダダ下がりだった為、行かない方がみんなの為だと思い、サボる事はむしろ良い事くらいに思ってました笑
けど1度いかないとやっぱりどんどん行きづらくなるし次の部活に行く時のあの体育館に入る時の緊張感といったらなんとも言えないものでこんなことなら休むんぢゃなかったと思った面もありました。
あとはなぜ行かないのかと大人に聞かれた時になんと言っていいのか分からない為、結局めんどくさい事が増えて後悔した。
別にさぼったっていいじゃない
男性 無職 部活をサボった年齢:18歳
罪悪感なし
体験談
学校の遠足の日だった。集合場所も学校ではなかったし、必要な道具も持ってなかった。練習があるかもしれないなという意識が7割、遠足なのだからさすがにやらないだろうという意識が3割だった。最終的には道具も持ってないし、一日くらいいいだろうという言い訳をしてそのまま帰宅した。結果的に練習はあったので次の日に同級生に何で練習に来なかったのか聞かれたが、病院に行っていたといってごまかした。試合に出してもらえるくらいの位置にはいたけど、それほど熱心に打ち込んでいたわけではなかった。勉強が結構大変だったし、土日も毎日練習があるのがちょっと億劫だった。休む言い訳がしやすいタイミングだったので、誘惑に負けてしまった。
罪悪感がない理由
修学旅行から帰ってきた日の夜に練習したことがあった。練習の後に荷物をたくさん持って帰るのがとても大変だった。その時は大会がすぐそこまで迫っていたので必要なことだったと納得できた。しかしその日は特に試合の予定があるわけでもなかったし、学校にすら行っていないのだから別に休みでいいじゃないかという気持ちだった。各学年で行先も帰ってくる時間もバラバラなのだからまともに練習などできないという気持ちもあった。さぼる言い訳をたくさん考えていたけれど、結局はそれほどやる気がなかっただけだと今は思う。今思い返してみても、そんな日に練習を設定するほうがおかしいと思うので、さぼったことに対する罪悪感は全くない。成績が下がると怒るのに勉強する暇がないほど毎日練習させられるのは苦痛だった。
災い転じて福となす。与えられた場所で全力を尽くせ!
男性 会社員 部活をサボった年齢:16歳
罪悪感なし
体験談
母子家庭で裕福とは言えない経済環境に育ちました。
中学卒業を控えて義兄には「いつまでも、お母さんに苦労させるんじゃない。高校へ行きたかったら昼間働いて定時制へ行け」と言われていました。
しかし、定時制高校を卒業しても中卒扱いをされると聞いて、全日制へ通って夜間アルバイトをする道を選んだのです。
そんな、16歳、高校入学時の事です。
取り敢えずバイトが見つかるまで、と入部したのがバレーボール部。
身長180cmで、そこそこアタッカーとして学区域では知られていたこともあり、迷わず入った部活です。
担任に家庭事情を説明して「学費程度は稼ぎたい」、と相談したところ上級生に話を通してくれて、その上級生が努めている会社へと、トントン拍子で好条件のバイト先が決まりました。
しかし、世間知らずのガキンチョですから、甘かったんですね。
週2で部活して、週3でバイト、なんて両立できるものと考えていました。
雇った方は当然、毎日働くものと思っています。
電話で休みたいと告げた時の会社側の対応も段々と冷たくなりましたし、紹介してくれた先輩の顔も潰していた訳で、こっぴどく叱られました。
やがて部活はサボり続けた挙句に退部となりました。
「辞めろ」と部長に言われたわけですから、好きな事を続けられない寂しさと、挫折感を味わいました。
罪悪感がない理由
はっきり言って、罪悪感はすぐに雲散霧消しました。
長年打ち込んできた球技を断念する事で一抹の寂しさを覚えたものの、放課後の数時間労働で、そこそこのバイト代をもらえるんですから。
月謝を1年分纏めて払って、なお手元に小遣いが残ります。
同級生が私の財布の中身を覗き込んで「スッゲー!」と叫んでいましたよ。
母親の負担を軽くすることができた事も、部活を途中で投げ出した事の挫折感を差し引いてもプラスとなる喜びで、罪悪感とは一切、無縁でした。
しかも、部活で培ってきた体力とチームワーク精神を発揮して、他の人たちが敬遠する仕事を率先して引き受けたのが役員の耳に入り、3年生の夏には入社を打診されました。
もちろん、お引き受けして今の地位があります。
部活をサボったっていい!〜友だちが支えてくれたサボり時間〜
女性 主婦 部活をサボった年齢:16歳
罪悪感なし
体験談
私は、高校時代、バス通学をしていた。
いつものように部活に向かっている途中、バスの中で仲の良い同じ部活の友達と会った。
その友達は、小学校から一緒で、なんでも話せる仲だった。
その時の私は、部活の練習が厳しく、苦手な先輩がいたため、部活に行くのが辛いと思っていた時期だった。そのことを話しながら目的地へと向かっていたが、途中で、友だちが映画を見に行こうと誘ってくれた。
真面目な性格の私は、それまで、どんなに辛くても部活をサボるということを考えられなかったが、その時は、友だちの言葉にすごく救われた。
とても嬉しく、部活をサボることに罪悪感は抱かなかった。
その日は、やりたいことをやって、楽しく過ごした。この日、友達と一緒に部活をサボったからこそ、引退の日まで、部活を続けられたと思う。
罪悪感がない理由
友だちが、自分を励ますために、一緒に部活をサボってくれたから。
きっと、自分1人で部活をサボっていたら、サボっている間ずっと、今頃みんなは頑張っているんだろうな、みんなとの差ができてしまうかもしれないな、などと思い、気持ちが沈んでしまっていたと思う。
しかし、友だちが元気が出るように、楽しいことを一緒にしてくれたことで、気持ちがとても楽になったし、明日からまた頑張ろうという気持ちになった。自分にとって、部活をサボる時間が必要だったのだと実感したから、罪悪感はなく、むしろ、サボって良かったと思った。
何十年も前のことだが、今も鮮明に覚えているほど、この日、部活をサボったことは自分の中で大切な思い出になっている。
入学当初の部活動選びは慎重に
男性 会社員 部活をサボった年齢:19歳
罪悪感なし
体験談
私が部活をサボった経験について状況や感情をお話しします。あれは大学1年生の時です。大学で新入生としてサークル部活動をしたくて、入学時にあちこち見て回り、テニス部に入部しました。その時の気持ちは純粋に未経験のテニスを覚えたかったのと可愛い女子が居たからと言う下心もありました。しかし、いざ入部して分かったのは、私が入部したのはガチな体育会系テニス部であり、非常にしきたりや上下関係が厳しく、入部してきた仲間も殆どが、高校時代からテニスをやってきた選りすぐりの経験者ばかりで、完全にテニス未経験で初心者の私は場違いでした。それでも最初は本気でテニスが上手くなりたくて、必死にほぼ毎日テニス部の練習に参加していました。でも初心者は私だけだったので、当然ですが、邪魔にならない様に隅の方で素振りや壁打ちを繰り返しているだけで、孤独で仲間も出来ず虚しくなったのを覚えています。結果、段々練習をサボリ始めて、最終的に私の存在自体が自然消滅しました。
罪悪感がない理由
部活動をサボったことに対する罪悪感はありません。理由は完全に私のサークル部活動の選択ミスだったからで、何の言い訳もありません。そもそも私がしたかったのは、本気でテニスをやるのではなくて、大学生活の中でテニスを覚えながらも、テニスを通して新しい仲間が欲しかっただけで、なぜか本気でやる体育会系テニス部を選んでしまった私が完全に馬鹿でした。
その後、体育会系テニス部は半年で退部して、後から他のテニスサークルにも入れず、きっかけを逃したまま、全然違うワンダーフォーゲルと言う散策や福祉施設訪問等をするサークルに入り、1年程度はそれなりに楽しみました。3年からは研究室配属でメチャクチャ大変な研究をやる羽目になり、もうサークル部活動をする余裕がなくなりましたが、色々やってみると言う意味で、大学の体育会部活動は大変貴重な経験になりました。
人生初の部活のサボり。
女性 主婦 部活をサボった年齢:14歳
罪悪感なし
体験談
中二の時に私が入部していた部活が次々と人が辞めてしまい、廃部となりました。それから美術部に入ったのですが毎日部室へ行ってもほとんど生徒が来ていません。あまり活発でない部活だったようです。そのまま部活動をずるずると夕方までいるのですが、顧問の先生が来るわけでも何か絵を描くわけでもありません。一体どうしたものかと思っていると知っている先輩が一人来て声をかけてくれました。「毎日来てる?美術部ってほとんど幽霊部員ばっかりなんだよね。帰っても大丈夫だからね。」と言って帰って行きました。私は油絵とか陶芸とかモノづくりができると思っていたので拍子抜けでしたが、次の日から部室で宿題をしてみたり友達になった子と話しをしてみたりして時間を過ごして行き、徐々に帰る時間もはやくなりついにサボりました。
罪悪感がない理由
活発な部活で大過ないなどがあり、大勢の生徒で競争したりしている場合は罪悪感が出るかもしれませんがなんせ顧問の先生も来ない、生徒も来ないのでどうしようもなく、罪悪感すら感じませんでした。毎日部室にぽつーんと一人、または二人で宿題をしている状態なので「これって部活なのかな」と思っていました。それでも卒業アルバムは部活ごとに写らないといけないので退部もできません。そのまま居続けてついに卒業アルバムを撮る日、なんといつもの部室に20人以上の卒業生が集まっていたのです。知っている子も何人もいました。こんなにいたのかと驚きつつ写真に納まりました。罪悪感は感じませんでしたが、部活のおかげで新しい友達もできましたし、初めてのサボるという経験もしました。
休憩も練習メニューのうち。
女性 自営業 部活をサボった年齢:17歳
罪悪感なし
体験談
部活は吹奏楽部でした。
当時、クラスメイトであり、同じ部活をしていた友人とカラオケにハマっていました。なにかにつけて遊ぶとなればカラオケ。田舎の高校でしたので、電車と徒歩でわざわざ30分以上かけて行くのですが、それでも部活のあるなしに関わらず学校帰りに行っていました。
また、部活の状況も大会や発表会といった大きな舞台がないときで、次の舞台までは日数もありました。その間は次に演奏する曲も決まっていないため、練習メニューはロングトーンや指の動きなどの基礎練習がメインになります。嫌いではなかったけれど単調なので、狂ったようにカラオケにハマっていた私にとっては、カラオケに行きたい気持ちの方が勝ってしまい、結果サボりました。
罪悪感がない理由
部活をサボったことに罪悪感はありませんでした。
同じ部活の仲間がいたことがまずひとつの理由です。「横断歩道、みんなで渡れば怖くない」というフレーズを聞きますが、まさにそれです。「みんなも休んだことあるやろー」と思っていたし、仲間がいるから根拠なく強気でした。
加えて、この頃は確か大会後の時期でした。大会が終わるまでは、早朝から学校へ行って基礎練習をみっちり。放課後も曲の練習をみっちり。なかなかのハードメニューが続いていたので「ちょっとくらい休憩しても良いだろう」と考えていました。
これらが自分の中でのはっきりとした理由(というより、完全に言い訳ですが・・・)となって、罪悪感はそこまで感じていませんでした。
言葉に出来ない未成年の主張
女性 自営業 部活をサボった年齢:15歳
罪悪感なし
体験談
テニス部女子に所属していて毎日部活に出ていたのですが、部活をサボっていた同級生がキャプテンになり、キャプテンになってからやる気を出したのか仕切り始めたのがとても嫌で、同じ部活の同級生2人とマネージャー(同級生)と一緒にボイコットしました。放課後自販機のある休憩室でジュースを飲みながらお喋りしているのがテスト前の様な非日常的でとても楽しかったし不思議でした。その後キャプテンになった子と一緒に良くサボっていたマネージャーの同級生が何で来ないのか詰問して来て凄く嫌でした。テニスも部活も好きでしたが、とても嫌な環境になるとサボるんだなと思いました。サボったのはその日くらいで、後は遅刻する事はあっても体調不良以外では休みませんでした。
罪悪感がない理由
面倒臭くてでサボった訳でも、遊びたくてサボった訳でもなく、抗議の意を込めてサボったので罪悪感は全くありませんでした。
あとは、友達と4人でサボったと言うのもあったと思います。一人だったら罪悪感でいっぱいだったかもしれません。
4人でお喋りしている時間はとても楽しかったです。原因の子に届いたかは分かりませんが、いつもサボっていた子がやる気を出した途端に他のメンバーがサボっても何も言えなかったのでしょう。その子からは何も言われませんでした。ただ、顧問とその子のみで決まったキャプテン制度は覆せなかったので残念です。やるならもっとボイコットするべきだったかもしれないです。でもテニスも部活も真面目にやっていたメンバーも好きだったのでその日だけでした。
体育会系に残る無意味な根性論
男性 自営業 部活をサボった年齢:12歳
罪悪感なし
体験談
部活中に部員が練習試合している最中にエンドレスで「ファイトー」という掛け声を出します。
だらだら発音するのはNGで、気が抜けていると顧問や先輩が判断したら、校外ランニング1周2km以上を言い渡されます。
「ランニングが嫌なら大声で叫べ」という意味なのですが、大声で叫びすぎると試合の邪魔ということで、
同じようなペナルティーを受けます。とにかく顧問や先輩の機嫌を損ねると何らかのペナルティーが待っています。
ランニングが体力や持久力の向上になるのは理解できたのですが、声を出し続ける意味が理解できず。
さらに、練習といっても、どうして筋トレするのか、どの練習が何の意味があるのか、説明されることは無く、
ただ延々と試合をするか筋トレをするか走るかだけの内容であり、部活をサボることが多かった。
競技自体は嫌いではないし、近隣の施設で同じ競技を行うクラブチームもなく、競技を続けるのなら幽霊部員として残るしかありません。
1年間我慢した後、教育委員会に告発して以降、謎の掛け声慣習が無くなり、顧問は転勤することになりました。
罪悪感がない理由
指導や運営方針は不満があったため、サボっても罪悪感は無い。
学校の先生方に相談しても、顧問の先生が絶対的な発言力も持っている人らしく、何の解決もしませんでした。
自分と同じように考えている先輩方もいたらしく、顧問がいない日、顧問と仲のいい先輩がいない日になると、
掛け声もペナルティーも無くなり、先輩が仲のいいOBの先輩を連れてきて顧問の代わりに技術指導してくれたり、
筋トレの意味やポイント、参考にした本を読みながら教えてくれたりと、顧問がいないほうがスムーズにクラブ活動ができる状態だった。
顧問のいない日の経験から考えて、部活をサボったとしても、顧問のいる日いない日で来るメンバーの派閥ができていたので、
特に罪悪感なく、部活への参加を調整することができた。
隣の芝は青く見え、足元の花に気がつかない。
男性 会社員 部活をサボった年齢:16歳
罪悪感なし
体験談
チームにおいての自身の必要性を感じたかった。
チームはあまり強くなく、自分もレギュラーとして試合に出られる立場だったが、ある時自分がチームに必要なのか疑問に思うことがあり、いなくてもチームとして成り立つのではないかと思い立ち、サボるという選択肢をとった。
今まで部活しかやっていなかった自分は、サボった時にやることが見つからず、ただ家に帰るのみだった。
チームが必要としているからではなく、自分に必要だからチームに所属していると感じた。
今思うと、チーム、組織、会社は自身がいなくても回り続ける。
自己の承認欲求で動いたことで色々気が付けたことがあるが、自分だけ、自分だからという考えより、自分ができることを愚直に行うことが必要だと思った。
罪悪感がない理由
サボっていたときは特に感じなかったが、復帰した際に、心配されることがあった。身体も元気だし、精神的にも全く問題ない。
ただ必要と言われるより、身体や精神の心配が多かった。周りの人は自分ができること(ここでは心配)をしているだけだと思い、皆他人のことを表面上では心配しているが、ただ自身のやることをやっているだけだと感じた。
この時、罪悪感というより、危機感を覚えたのを今でも思い出す。
自身の環境が恵まれたものだと気がつくことは、自分をチームを客観的に見られた時なのだと思う。
自分の環境、チームメイトや適性など、知らないが故に色々な行動をしてしまうのが人間で、正解も不正解も無いが、気がつくことはできる。
逆にいうと、そうやってサボるという経験をしないと、自身の環境に気が付けない。
まとめ:部活をサボったときに罪悪感があっても大丈夫
この記事を読んだあなたは、罪悪感に苛まれているかもしれません。
しかし、体験談を読んでもらってわかる通り、罪悪感があった人でも解消してその後の人生を歩んでいる人がほとんどです。
根本的に罪悪感を解消する方法は、このサイトでも複数紹介しているので、ぜひ読んであなたの未来を明るいものにしてください。
カンタンですが、科学的に正しい罪悪感の解消方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
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